最近はレコード回帰ブームで、いろいろなアーティストのLPが再発されている。
しかし不思議なことにジャクソン・ブラウンの70年代の名盤、72年のJackson Browne、73年の For Everyman、74年の Late For The Sky、76年のPretender そして77年のRunning On Emptyなどは、レコードからCDに移行する前の80年代初め頃まではLPが各国でプレスされていたが、その後はCDだけの再発となっている。
まあ、レコードをプレスする工場が閉鎖され、再LP化の企画はあるものの、まだ全体の生産量が昨今のブームの需要に追いついていないのかも知れないのだが….
新しく設備を計画しても、このブームがいつまで続くかはわからないというリスクが存在するので、メーカーとしても様子見の状態なのかも知れない。
などと思い油断していると、不意に74年の Late For The Skyの再発が決定し、つい最近発売され始めた。
個人的には、73年の For Everymanがお気に入りだが、ジャクソン・ブラウンの70年代の作品の一つが21世紀になって初のレコード再プレスとなると買わずにはいられない。
といつもの病気が発症する。
でこのアルバム、ゲット!
右が75年ごろに買った米盤、左が今回の再発LP、今回の方が空の色が濃くなっている。
まだ、太陽が登る前の朝の闇の中、ふと空を見上げて濃いめの青い空が広がっていれば、今日は晴れ確定!
そう思うと、なんとなく気分がよろしくなるのは、私だけか?
ところでよく言われるのが、ジャクソン・ブラウンの作詞って、韻を踏んで格調高く、表現も比喩などを用い文学的なので、私の様なレベルの低い英語力では、自身で翻訳するにはチート骨が折れる。
例えばアルバムと曲のタイトルになっているLate For The Skyって言葉、これだけじゃなんのことか全く解らない。
そんな場合は、日本盤の翻訳を覗いてみるか、それとも英語が堪能な人がネットなんかで彼の代表曲の翻訳を披露しているので、迷わずそれにおすがりし大体の意味を聴く前につかんでおけばそれで充分。
ネーティブの人だって、彼の歌を聴いて瞬時にそのセンテンスは理解できるものの、歌詞の奥深くに潜む微妙な表現とか意思まではそんなに簡単に理解できないんじゃないかと無理にでも思いたい。
あとはジャクソン・ブラウンが、親しみのあるメロディに乗せて淡々と歌うのとそれに絡んでくるデビッド・リンドレーのスライド・ギターの音色に注力して入れば、それなりにアルバムの最初から最後まで楽しめるのではないかと思う。
洋楽を聴くって人それぞれで楽しみ方が違うと思う。
メロディーが秀逸とか、歌がうまいだとか、その他諸々。
別に歌詞を作者が意図した通りに理解していなくともいいじゃん、聴いて楽しければと開き直る。
えぇ〜と、辞書じゃLate forが何々に遅れるって意味だから、Late For The Skyってその空に遅れてしまう?
ジャクソン・ブラウン:ブブッ〜
えっ!不正解?
最新の画像[もっと見る]
- ノン・ストップ・ハードロック 2日前
- ノン・ストップ・ハードロック 2日前
- ノン・ストップ・ハードロック 2日前
- ノン・ストップ・ハードロック 2日前
- アフター・サーヴィスも抜かりなく 3日前
- Weekend In L.A. 4日前
- Weekend In L.A. 4日前
- Weekend In L.A. 4日前
- Weekend In L.A. 4日前
- Weekend In L.A. 4日前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます