CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

オルターネイティブ・ロックのススメ

2018年08月18日 | AMERICAN ROCK/POPS
モダ〜ン・ロックって今頃声高にいってる人って、本当に時代遅れ。

今じゃ Alternative Rock(オルターネティブ・ロック)って呼称した方がピンとくるらしい。

てな事で、それじゃ何かAlternative Rockの括りで紹介できるCDが無いかとCDの棚をガサゴソしていると、こんなのありました〜。

アメリカはハリウッド出資で、80年代半ばにデビューしたバンド、Concrete Blonde。

1990年に出したアルバム、Bloodlettingがキャリア・ハイのヒットをもたらした事で、期待は高まる。

それに続け!と出したアルバムが、1992年のWalking In London。なんで知らないバンドの出したこのアルバムを買ったのか記憶に残っていないが、多分芝居掛かったジャケットのデザインが気に入って発作的にジャケ買いしたのかも?

(今思えば、小さなCDサイズのジャケにちょっと詰め込みすぎで、虫眼鏡がないと何が表現されているのかよく分からないのだが。)

今更ながら調べてみると、女性ボーカルのジョネット・ナポリターノが中心で、あと男性2名を加えたトリオ編成。なんとこのジョネットさん、1曲のカバー除いた残り9曲全ての作詞作曲を手がける才女、彼女のボーカルも独特で味がある。


7曲目のSomedayなんかは、フリートウッド・マックのクリスティーン・マクビィーが歌ってもおかしくない様な感じのいい曲だし、最後のジェームス・ブラウンのカバー、It’s A Man’s Worldも雰囲気出して上手く歌っている。

しかしこのアルバムあまり売れなかったみたいで、バンドは一時的な解散に至る。

全体的に聴いてみて良いアルバムだと思うし、もっと売れてしかるべきだったような気も….

なんで売れなかったのかと聞かれれば、多分全体的に暗〜いイメージが万人受けしなかったのかな?

音楽の中身は変えなくともジャケのデザインなんかをもっと明るいポップ調のスッキリしたデザインにすれば、全く彼等の事を知らぬリースナーも、ひょっとすればこのCDをショップで手に取ったかも….

(やっぱりちょっと暗いね〜)

まあ、私の暗〜いジャケ買いのセンスは参考にならないという事で....


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