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ヤフー・ニュースを見ていると、またまた訃報を見つけてしまった。
EARTH, WIND & FIREのリーダだったモーリス・ホワイトが御歳74歳で死去と書いてあった。
最近この手の話が多いのだが、考えてみれば当時ガキンチョだったロック・ファンが今現在もれなく中高年の世代へと突入してしまったわけだから、60年代後半から70年代に活躍したクラッシック・ロックの大スターたちも同様に年を重ね、当然60歳後半から70歳台の年齢に達しているわけで、その歳にたどり着くとなると体のあちこちにガタがきて、まあ仕方のない事かなと思う。
ところで、最近親しい掛かり付けの医師と少しばかり話したのだが、医療に関しては日本ほど恵まれた国は他にあまりないのではないかと結論に達した。
特に皆保険である国民健康保険のシステムは先進国ではあまり例がないのではないか?
アメリカなんかで、旅行中に病院に緊急手術で入院となると、個人的に医療保険に入っていない場合は、目の玉が飛び出るような請求書が来ることを覚悟しなければならない。たとえ旅行保険に入っていたとしても、持病を申告しないで保険を買ったら、保険会社からお金が下りないケースもあるみたいだ。
アメリカなんかでは一流企業に就職していれば、その会社が医療保険料を負担してくれたり、指定のクリニックで無料の診察を受けられたりするようになってる。
もし、そのような保険に自腹で個人的に加入するとなると、これまた結構な金額が請求されるので、そこそこの年収がない限りなかなか加入する事が出来ないでいるわけである。
彼の地では、保険に加入していない場合は、病気にかからないようにと常時祈ることになる。
日本の場合は、国民健康保険があるので、医者からもし検査しなければならないと言われても、”どんな検査でもやります”と余裕である。しかし海外で、そのような要請があれば、特にCTやMRIの検査を受けろと言われると本当にドッキリもんである。何しろ、検査費用がバカ高いのである。
一度海外に住んでみればわかるが、医療面に関して、日本はかなり恵まれた国で、それゆえ”男女合わせた平均寿命が世界一なのかな~”などと思ってしまう。
だから、海外の有名アーチストが70歳代になって病気なんかで死去すると“まだ若いのに”なんて思ってしまうのかもしれない。
EARTH, WIND & FIREに話を戻すと、彼らは、他のファンクやディスコ一辺倒のバンドと異なりアフロ、ラテン、ファンク、ジャズ、ソウル、ロックやディスコなどあらゆるジャンルの要素を取り入れた、クロス・オーバーなサウンドが売りだった。
1971年にセルフ・タイトルのアルバムでデビュー。
1973年4枚目のスタジオ・アルバム、HEAD TO THE SKYあたりから人気に火が付き、 1974年にOPEN THE EYEでさらに人気が上昇、そして1975年はTHAT’S THE WAY OF THE WORLDで遂に全米1位と頂点を極めた。
その御礼として同年出されたのが、GRATITUDE(感謝)という2枚組アルバムで、1/2/3面がライブで4面はスタジオを録音という変則的な構成であった。これまた全米一を獲得、演奏も上手いし、今聴いてもなかなかいいと感じる。
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我が家にあるのは、CDではなく2枚組のLP。4-5年前に輸入盤を買った。いつ再発されたかは、よくわからないのだが、レーベルにSONY MUSIC ENTERTAINMENT INC.と記載されているので、SONYが社名を現在のSONY MUSIC ENTERTAINMENT INC.に変更した2008年以降に再発されたものだろう。オリジナルジャケットはゲート・ホールドだったが、この再発盤はシングルジャケットにLP2枚が入っているという手抜きのものだった。
音は悪くはないが、音量のレベルの設定は低くなっている。
EARTH, WIND & FIREというバンドを当時よく知らなかったのだが、ある日大学のコンパで終電を逃してしまい、それほど親しくはなかったのだが、コンパに参加していたメンバーの家に泊めてもらうことになった。
そこで聴かしてもらったのが、このGRATITUDE。こちらは当時ロック一辺倒だったから、今まであまり馴染みのなかったサウンドを聴かされると、同じ学年なのに、妙に“この人スゲ~な、オトナだな~”なんて思ったものだ。
その家で朝ごはんまでご馳走になり、家に帰らず学校に行ったという好き放題ののんびりした学生時代を送らしてもらった両親に今更ながらGRATITUDE。とは言っても残念ながら両親は既に他界している。
そこの若いお方! 両親がまだ健在な時に感謝の気持ちを表すことを決して忘れてはなりませぬぞ。
それから、国民健康保険にもGRATITUDE。
このアルバムでは、SUN GODDESという曲のライブ・バージョンが個人的には好きだが、とりあえずヒット・シングルをどうぞ。
Earth, Wind & Fire - Sing a Song
EARTH, WIND & FIREのリーダだったモーリス・ホワイトが御歳74歳で死去と書いてあった。
最近この手の話が多いのだが、考えてみれば当時ガキンチョだったロック・ファンが今現在もれなく中高年の世代へと突入してしまったわけだから、60年代後半から70年代に活躍したクラッシック・ロックの大スターたちも同様に年を重ね、当然60歳後半から70歳台の年齢に達しているわけで、その歳にたどり着くとなると体のあちこちにガタがきて、まあ仕方のない事かなと思う。
ところで、最近親しい掛かり付けの医師と少しばかり話したのだが、医療に関しては日本ほど恵まれた国は他にあまりないのではないかと結論に達した。
特に皆保険である国民健康保険のシステムは先進国ではあまり例がないのではないか?
アメリカなんかで、旅行中に病院に緊急手術で入院となると、個人的に医療保険に入っていない場合は、目の玉が飛び出るような請求書が来ることを覚悟しなければならない。たとえ旅行保険に入っていたとしても、持病を申告しないで保険を買ったら、保険会社からお金が下りないケースもあるみたいだ。
アメリカなんかでは一流企業に就職していれば、その会社が医療保険料を負担してくれたり、指定のクリニックで無料の診察を受けられたりするようになってる。
もし、そのような保険に自腹で個人的に加入するとなると、これまた結構な金額が請求されるので、そこそこの年収がない限りなかなか加入する事が出来ないでいるわけである。
彼の地では、保険に加入していない場合は、病気にかからないようにと常時祈ることになる。
日本の場合は、国民健康保険があるので、医者からもし検査しなければならないと言われても、”どんな検査でもやります”と余裕である。しかし海外で、そのような要請があれば、特にCTやMRIの検査を受けろと言われると本当にドッキリもんである。何しろ、検査費用がバカ高いのである。
一度海外に住んでみればわかるが、医療面に関して、日本はかなり恵まれた国で、それゆえ”男女合わせた平均寿命が世界一なのかな~”などと思ってしまう。
だから、海外の有名アーチストが70歳代になって病気なんかで死去すると“まだ若いのに”なんて思ってしまうのかもしれない。
EARTH, WIND & FIREに話を戻すと、彼らは、他のファンクやディスコ一辺倒のバンドと異なりアフロ、ラテン、ファンク、ジャズ、ソウル、ロックやディスコなどあらゆるジャンルの要素を取り入れた、クロス・オーバーなサウンドが売りだった。
1971年にセルフ・タイトルのアルバムでデビュー。
1973年4枚目のスタジオ・アルバム、HEAD TO THE SKYあたりから人気に火が付き、 1974年にOPEN THE EYEでさらに人気が上昇、そして1975年はTHAT’S THE WAY OF THE WORLDで遂に全米1位と頂点を極めた。
その御礼として同年出されたのが、GRATITUDE(感謝)という2枚組アルバムで、1/2/3面がライブで4面はスタジオを録音という変則的な構成であった。これまた全米一を獲得、演奏も上手いし、今聴いてもなかなかいいと感じる。
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我が家にあるのは、CDではなく2枚組のLP。4-5年前に輸入盤を買った。いつ再発されたかは、よくわからないのだが、レーベルにSONY MUSIC ENTERTAINMENT INC.と記載されているので、SONYが社名を現在のSONY MUSIC ENTERTAINMENT INC.に変更した2008年以降に再発されたものだろう。オリジナルジャケットはゲート・ホールドだったが、この再発盤はシングルジャケットにLP2枚が入っているという手抜きのものだった。
音は悪くはないが、音量のレベルの設定は低くなっている。
EARTH, WIND & FIREというバンドを当時よく知らなかったのだが、ある日大学のコンパで終電を逃してしまい、それほど親しくはなかったのだが、コンパに参加していたメンバーの家に泊めてもらうことになった。
そこで聴かしてもらったのが、このGRATITUDE。こちらは当時ロック一辺倒だったから、今まであまり馴染みのなかったサウンドを聴かされると、同じ学年なのに、妙に“この人スゲ~な、オトナだな~”なんて思ったものだ。
その家で朝ごはんまでご馳走になり、家に帰らず学校に行ったという好き放題ののんびりした学生時代を送らしてもらった両親に今更ながらGRATITUDE。とは言っても残念ながら両親は既に他界している。
そこの若いお方! 両親がまだ健在な時に感謝の気持ちを表すことを決して忘れてはなりませぬぞ。
それから、国民健康保険にもGRATITUDE。
このアルバムでは、SUN GODDESという曲のライブ・バージョンが個人的には好きだが、とりあえずヒット・シングルをどうぞ。
Earth, Wind & Fire - Sing a Song
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