CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

野人なあの人

2022年12月14日 | AMERICAN ROCK/POPS

本日は北風が強く、いよいよ冬になってきたって感じで、この分だと北国では雪模様ですかね。

学生時代はスキーをやっていてシーズンには雪山に結構いた。

ある日、高校の同級生からスキーしに行かないかとお誘いがあり、彼の車で高速ぶっ飛ばして日帰りスキーを楽しんだ。

その彼の車のカーステで唸りを上げていたのがテッド・ニュージェントのハード・ロック。

爆音で流れていた曲は1976年の彼の2枚目のアルバム、Free-For-All(ハード・ギター爆撃機)全米24位、ミリオン・セラー、に収録されていたDog Eat Dog!

ラジオ体操、第一〜

                                          Dog Eat Dog!

芸風はシンプルなアメリカン・ハード・ロックだが、ギブソンのソリッドなエレキではなくセミ・アコ・エレキをエフェクターなしにアンプに直結。ディストーションの少ない綺麗な音色でなっている。

このアルバムでは、9曲のうち3曲は前作でリード・ボーカルをとったデレク・ホームスがマイクを取り、1曲はテッド・ニュージェントご本人が、そして残りの5曲はなんとミート・ローフが担当。ニュージェントのギターだけでなく彼のボーカルもこのアルバムの聴きどころですかね。

ところで、このお方何故かギターだけで無くその出立ちも野人そのもの。別にそこまで拘らなくともそのままでかっこいいと思うのだが。

1975年ファースト・アルバム、Ted Nugent(閃光のハード・ロック) 全米28位、ミリオン・セラー

野人だね〜

1977年サード・アルバム、Cat Scratch Fever(傷だらけの野獣) 全米17位、ミリオン・セラー

何も変顔しなくとも...

1978年と1979年の2枚のスタジオ・アルバム(それぞれ全米24位と18位に輝く)を挟んでの1980年6thアルバム、Scream Dream 全米13

ウギャ〜、両腕がギターに変身!何もここまでやらなくとも。

1982年7thアルバム、Nugent(炎のギター・ヒーロー) 

エピックからアトランティック・レーベル移籍の第一弾。やっとまともになったと思いきや、全米51位と振るわず。

やっぱり野人のままでよかったのかな。



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