60年代末、それまでのロックから派生したサイケデリック・ロックなるブームが始まり、69年にはテーマをもってさらに進化したクリムゾンやイエスなどに代表されるプログレッシブ・ロックが誕生。70年になると更なるバンドが次々とこのカテゴリーに参入することに。
元クリムゾンのグレッグ・レイク、元ナイスのキース・エマーソンに元アトミック・ルースターからカール・パーマが集まりエマーソン・レイク・アンド・パーマーを結成し、1970年末にセルフ・タイトルのアルバムでデビューを果たす。
ロックにクラシックやジャズをスマートに融合させた本作は、新しいジャンルにも関わらず英米のチャートでそれぞれ4位と18位を記録し、デビュー・アルバムとしては文句なしに大成功したと思う。
またグレッグにとってはアメリカのマーケットでのクリムゾンの宮殿超え(全米28位だった)を果たし、さぞやご満悦だったでは?
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