ジェフ・リン:オイラELO飽きちゃった〜
てなことを言ったかどうか定かではないが、1986年のアルバム、Balance Of Powerを最後にELO閉店ガラガラ~ってシャッターが閉じられた。
バンドの中心メンバーであり、作詞・作曲、リード・ボーカル、ギターにアルバムプロデューサでもあるジェフが飽きちゃった~って言ってしまうと、他のバンド・メンバー全員失業ってことになる。
ベヴ・べヴァン:そんなこと言わずに、バンドを再開しょうよ。
とELOオリジナル・メンバーでドラム担当だったベヴの呼びかけにも、
ジェフ:興味ないね。
と冷たくあしらわれる。
ベヴ:それじゃあ、最悪ジェフ抜きでELO再稼働させていいかい?
ジェフ:音楽活動は自由だけれど、ELO名前を使って活動するのは却下!
ベヴ:それじゃあ、Part 2ってことで?
ジェフ:それでいいんじゃね?
てな会話があったかどうか定かではない。
ジェフに似通った芸風の新メンバーをリクルートし、更にストリングスのアレンジメントはかってELOのアルバム、Eldoradoのストリングスのアレンジを担当しそれ以降のアルバムにも協力してきたルイース・クラークを起用。かってELOでヴィオリン弾いていたマイク・カミンスキーもちょろっと登場。
ベヴ:これでいけるんじゃね?
ってベヴが言ったかどうか定かではない。
そして1990年ついにセルフ・タイトルのアルバム、Electric Light Orchestra Part 2が出た~!
(かって長岡秀星先生によって描かれたELOスペース・シップと比べると、安っぽさは歴然)
(ドラムのべヴとヴィオリンのマイク・カミンスキー、他は誰だかわからない)
ELOらしさは十分出ていたが、やっぱりジェフの独自のポップ・センスを完璧に真似る事はできなかったみたい。
アメリカでは不発だったが英国ではチャート34位と何とか面目を保てた次第。
これがPart 2の限界か?
今ならAI使えば更にELOに近づけることもできるし、何だったらジェフ・リンのボーカルもAIで生成出来ちゃう。
誰かAIでELO Part 3やっちゃいます?
ジェフ:そっ、そっ、それだけはやめてけれ~
ってジェフが言うかどうか定かではない。