気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ヨーロッパトウネンの幼鳥でした!

2016年09月15日 | シギの仲間
先日、『もしや?ヒメハマシギ???』のタイトルで投稿したシギが、ヨーロッパトウネンの幼鳥と判明しました。
http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/d/20160913

『シギ・チドリ類 ハンドブック』(氏原巨雄・氏原道昭/著~ 文一総合出版)
の著者・氏原道昭さんに判別をお願いしたところ、ご親切な回答を得ることができました。

氏原さんによると 
「トウネンよりやや小さめで、雨覆の軸斑が黒くて羽縁とのコントラストが強い等の特徴がよく出ています。
 ヒメハマシギはもう少し嘴が長くてややハマシギに似た顔つきで、
 三列風切先端からの初列風切の突出はこれより短く見えます。」
とのことです。

『シギ・チドリ類 ハンドブック』によると、
「ヨーロッパトウネン(写真左)は全長12~14cm トウネン(写真右)は全長13~16cm」 
  大きさの差がしっくりきますね。
「数少ない旅鳥または冬鳥。トウネンより越冬する傾向が強い。干潟、河口、水田、湿地などに分布」するそうです。


氏原道昭さん、ご多忙な中、未熟で不鮮明な画像での判別と丁寧な回答を頂き本当にありがとうございました。

氏原巨雄・氏原道昭 鳥と絵のpage
http://www23.tok2.com/home/jgull/

「決定版 日本のカモ識別図鑑」日本産カモの全羽衣をイラストと写真で詳述
 欲しくなってしまいます(^^ゞ
コメント (4)
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獲物をねらうコサメビタキ

2016年09月15日 | ヒタキの仲間
コサメビタキが熱心に獲物の虫を探していました。


この後姿、なかなかピントが合わず、いつもひと苦労しています^^;


木の幹にまぎれて見えにくい羽色になっているのでしょうね。


クリッと真ん丸の目で虫を見つけています。


別の枝に移動しました。
コサメビタキは一匹獲りましたが、その瞬間を私は撮れませんでした・・・


次々と小さな虫を見つけているようで、くるくる飛び回ります。
あまりに素早い動きなので私のカメラの腕では追いきれません。


空中で飛ぶ虫を捕まえることから、英語名はBrown flycatcherと呼ばれているそうです。


飛んだ!


みごと捕えたように見えました。

コサメビタキ(小鮫鶲)  全長13㎝

木の上だけでなく、芝生の上にいる小さなバッタ類も捕食していましたが、
残念ながら素早やすぎる動きを撮影できませんでした。
コメント (2)
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