気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

イカルチドリ・カワセミ

2021年11月12日 | カワセミ

池の堤をぶらぶら歩いていると ふいに水辺から鳥が飛び立ちました。

少し先の岸辺に降りたので目を凝らしてみると イカルチドリです。
渇いた泥や石の色にそっくりな羽の色 みごとに周囲の景色にとけこんでいます。
いったん目を離すと イカルチドリがどこにいるのか分からなくなってしまいます。








イカルチドリは春から夏には この池から直線距離で100メートルほどの河川沿いで暮らしています。
時期的に、おそらく繁殖しているのではないか?と思うのですが、ヒナの姿を見たことはありません。
この日は5~6羽のイカルチドリを確認できました。







イカルチドリ(斑鳩千鳥)Long-billed plover  全長約21㎝
チドリ目チドリ科チドリ属


池の浅瀬で食べ物を探すコサギの群 数えてみると32羽
コサギたちは河の流れに張り出すように枝を伸ばす大きな木をねぐらにしているようです。
朝方に川沿いの道路を車で走ると、樹木の緑の中に点々と白く止まるサギたちが見えます。



池の対岸の林からハイタカが飛び立つのが遠目に見えました。
サギたちはいっせいに飛び立ち 青空高く舞い上がり そのまま飛び去りました。
イカルチドリたちも鋭い鳴き声を上げながら草地に向かって飛び立ちました。
ハイタカは何も獲らず 東の空へ吸い込まれるように見る見る小さくなっていきました。



コサギ(小鷺) Little egret 全長約60cm
ペリカン目サギ科コサギ属



三面コンクリート張りの水路にカワセミが


離れた所でコサギも一羽狩りをしていました。
浅い水の底に小エビのような水生生物が見えました。



てっきりカワセミはカメラを構えた私を警戒して飛び去ったものと思っていましたが、
帰宅後確認すると、しきりに上空を気にしています。
車に乗り込む際、上空を旋回するチョウゲンボウに気がつきました。
カワセミを飛ばしたのも、ひょっとして?




カワセミ(翡翠)Common Kingfisher 全長 約17cm
ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (6)
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