気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ミユビシギ え?指が三本?

2022年10月02日 | 強く記憶に残る鳥たち

ミユビシギは、飛来数が多く日本の海岸で観察機会の多いシギの仲間です。
砂浜を好むのもミユビシギの特徴で、トビムシやゴカイ、小さな貝類などを捕食します。

私の暮らす地域の海岸は開発が進み、自然のままの砂浜は残されていません。
そのため、長らくミユビシギを見る機会に恵まれませんでした。
この9月に念願かなって、ようやく一羽のミユビシギを見ることができました。
今年生まれの幼鳥で、群とはぐれたのか、一羽のトウネンと行動を共にしていました。






大多数の個体には後指(第一趾)がなく、これが三趾鴫という和名の由来です。
まれにわずかな痕跡程度に第一趾がある個体もいるそうです。
残念ながら、今回は、指の数や形状を確認できませんでした。






ミユビシギ (三趾鷸) Sanderling 全長約19㎝ 
チドリ目シギ科ハマシギ属

トウネン(当年) Red-necked Stint 全長約15㎝
チドリ目シギ科オバシギ属


◆e-bird  ミユビシギ
https://ebird.org/species/sander?siteLanguage=ja


砂浜に打ち寄せる波に追われるようにミユビシギの群が波打ち際を走る光景は有名です。
「なぎさのラインダンサーズ」と呼びたくなるような動きです。

◆4K ミユビシギ(三番瀬) - Sanderling -  野鳥 動画図鑑
https://www.youtube.com/watch?v=pd0ITamwZX0

◆e-bird  トウネン
https://ebird.org/species/rensti?siteLanguage=ja


ウミネコたちも繁殖地から戻り始めています。
沖に積まれた消波ブロックの上で のんびり日向ぼっこをしていました。




今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (2)
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