稲刈り後に水を湛えた田んぼに 渡り途中のシギたちが飛来しました。
水の中を探ってさかんに食べ物を探しています。
左はアオアシシギ、右の小柄な方はコアオアシシギです。
シギたちの採食する様子を観察&撮影していると
一羽のアオアシシギが、なんと!トンボを捕まえました。
水の中を探ってさかんに食べ物を探しています。
左はアオアシシギ、右の小柄な方はコアオアシシギです。
シギたちの採食する様子を観察&撮影していると
一羽のアオアシシギが、なんと!トンボを捕まえました。
赤とんぼの一種のようですが、アオアシシギにとっては待望の獲物です。
トンボを水につけて、洗っているのか?息の根を止めているのか?
手前を歩くコアオアシシギは、その間もひたすら田んぼの中を探っていました。
アオアシシギ(青足鷸)Greenshank 全長約35cm
チドリ目シギ科クサシギ属
◆e-Bird アオアシシギ
https://ebird.org/species/comgre?siteLanguage=ja
満足げな表情のアオアシシギ
参考:コアオアシシギ
2022年 9月撮影
コアオアシシギ(小青足鴫) Marsh Sandpiper 全長約24cm
チドリ目シギ科クサシギ属
◆e-Bird コアオアシシギ
https://ebird.org/species/marsan?siteLanguage=ja
ところで、アオアシシギがトンボを獲った田んぼは水が張られていました。
何故なのか?不思議に思って調べて「冬水田んぼ」という言葉を知りました。
「冬水田んぼ」とは、稲を刈り終えた田に水を張り続けておく」伝統農法のひとつだそうです。
冬の間にも水を張り続けることで、田んぼに多種多様な生物を育むことができるので、
質の良い土作りや雑草対策に役立つとのことです。
今回の写真以外でも、稲刈り後に水を張ってある田んぼを地域の農業地帯で稀に見かけます。
そこでどのように田圃づくりや稲作が行われているのか、興味を持って見ていきたいと思います。
▼伝統農法冬水田んぼ
https://www.kaku-ichi.co.jp/media/tips/column/traditional-farming
今日も最後まで見ていただきありがとうございました。