気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

コウノトリの季節/世界渡り鳥の日

2022年10月09日 | 強く記憶に残る鳥たち

地域に数十羽のコウノトリが飛来。地元紙にも写真付きで記事が掲載されました。
コウノトリは、国の特別天然記念物に指定されています。
日本の野生のコウノトリは1971年に絶滅してしまいましたが、
兵庫県豊岡市を中心に人口繁殖のコウノトリを野生に返す取り組みが続けられ、
長年の地道な活動が実を結び、全国各地にコウノトリが飛来するようになりました。

人工繁殖とはいえ、コウノトリ野生の生き物です。強引な撮影はNG!ドローンなんて論外!
しかし、残念ながら昨年はこんな場面も。
いつもの探鳥ルートを歩いていると、突然、二羽のコウノトリが頭上に飛んできました。
田畑の間に続く生活道路で、農作業中の方々も手を止め、スマホで撮影をはじめました。
そんな中、黒い車が一台、野原に乗りつけて、運転席から出てきた男性がドローンの操作を始めました。
上の写真のように飛んでいるコウノトリの至近距離にドローンを飛ばしています。
コウノトリと接触するのではないか・・・!と、ハラハラひやひや
私以外に、野鳥に関心のある人は周りにいない状態で、どうしたらよいのか戸惑うばかりでした。

特別天然記念物のコウノトリを捕獲、殺傷すると懲役や禁錮刑・罰金刑に。
ドローンの接近撮影など無謀な行動を見かけたら110番に通報する心構えです。


▼出雲市内でコウノトリを見かけたら
https://www.city.izumo.shimane.jp/www/contents/1560302754240/index.html




▼神戸新聞
コウノトリ、明石のため池に15羽飛来 住民ら「こんなこと初めてで感動」
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202210/0015701638.shtml

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話題は変わって、昨日10月8日は2022年の『世界渡り鳥の日』(World Migratory Bird Day:WMBD)

春と秋の渡りの時季~5月と10月の第2土曜日を「世界渡り鳥の日」としています。
数百、数千キロメートルもの長距離を移動する渡り鳥たち。
国境に関わりなく、生息環境を世界規模で保全していくための、普及啓発の日です。


一日遅れとなりましたが、昨年の冬に地域に滞在した思い出の渡り鳥たちです。


クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)




ソリハシセイタカシギ(反嘴背高鴫)




この冬はどんな渡り鳥たちに会えるのか、今から楽しみにしています。
今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (8)
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