気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

クロハラアジサシの幼鳥

2016年09月21日 | アジサシの仲間
3羽のクロハラアジサシを見た翌日、同じ場所に行ってみました。
居残っていたのは、頭の黒い一羽、Cちゃんのみ。


水面すれすれの飛翔やダイブを見せてくれました。


何度か水に飛び込んでいましたが、魚が獲れたかどうか確認できませんでした。
同じ鳥ですが、光の加減で翼が白っぽく見えています。


なんだか残念そうな顔つき?狩りは空振りだったのでしょうか??

新潟の野鳥を撮影していらっしゃるsakaturaganさんのコメントで「頭部の暗色の模様から,幼鳥とわかります」と教えて頂きました。
sakaturaganさん、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします


「白くてもクロハラアジサシ」
http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/16d75b69eee4edb6695e6f783831406e



相変わらず電柱の上がお気に入りの様子。


時々、あたりを見回しています。


高い電柱の上は、見晴らしが良いのでしょうね。


幼鳥らしいあどけなさが残っているように見えます。


あくび~ちょっと眠たそうですね。


茶色い幼羽が翼に残っています。
あいにく大粒の雨が降り出したので、車のフロントガラス越しの写真となりました。

クロハラアジサシ(黒腹鯵刺)全長23~26cm 翼開長76~85cm



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コゲラ三昧

2016年09月20日 | キツツキの仲間
小鳥の混群の中に、とても愛想の良いコゲラがいて近くから何枚も撮らせてくれました。
これまで撮影したコゲラの中で、一番自然な姿が写せたように自分では感じています。

思いがけず雨が上がり薄日が差した午後、私と同じくコゲラもとても気分が良かったのかもしれません。

 

    

 









コゲラ(小啄木鳥) 全長 15㎝

ひとりだけ遊歩道ですれ違った高齢の女性が、上気した笑顔で話しかけてきました。
「私、いまキツツキを見たのよ!あなたも気がついた?カメラで撮れた?」
少し足を引き摺るように歩くその方は、リハビリのために散歩中だったのかもしれません。
小さなキツツキを目撃した興奮からか、目つきも声もとてもお元気そうでした。

木を叩くキツツキの姿は、見る人の気持ちを明るくする不思議な魅力があるのでしょう。



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初秋のエナガ

2016年09月20日 | エナガ
「どれにしようかな~」
たくさん実っているので、目移りしているのかな? 葉っぱの影にはおいしい虫もいそうです。


ヨシキリのまね?


エゴノキの実。ヤマガラは貯蓄用に運んで行ったのか、すぐに姿を消しました。
エナガの口には大き過ぎるように見えますが?どうでしょう?


目の上のアイリングが赤っぽいので、今年の春に生まれた若鳥のようですね。

エナガ(柄長) 全長 14cm

雨上がりの午後、公園の遊歩道沿いに植えられた木々を小鳥の混群が移動していきました。
たまたま歩く方向が一緒だったので、500~600メートルほど、小鳥に囲まれて歩く形になりました。
つかの間、小鳥を従えて歩くおとぎ話のお姫様のように贅沢な気分になれました。
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白くてもクロハラアジサシ?

2016年09月19日 | アジサシの仲間
頭の黒い一羽のアジサシ(Cさん) 繰り返しみごとな飛翔を見せてくれました。


尾翼を広げて減速。着陸態勢に。
↑ 上の写真で尾羽は角形に閉じられています。


見上げると体下面は、ほぼ真っ白に見えます。


着陸寸前。足が出ます。


羽を休めるのは高い電柱の上ばかり。低い場所にはとまってくれません。




電柱の真下から見上げています。


近いような、遠いような・・・^^;


青空の下で逢えたら最高ですが、ぜいたくは言えませんね^^;


クロハラアジサシ(黒腹鯵刺)全長23~26cm 翼開長76~85cm



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アオアシシギ、飛びます

2016年09月18日 | シギの仲間
少し離れた中州に降りた後姿。あちこちへよく飛び回るので、飛翔場面を狙ってみました。


昨夜は、うっかりクサシギの飛翔として掲載してしまいましたが、
今朝、よくよく画像を確認してみて間違いに気づきました。
長いクチバシがゆるやかに上に反りかえって見えるので、アオアシシギのようです。


飛んだ!


白い尾羽が目立ちます。


ウィングスパン、けっこう長そうですね。


飛ぶ鳥の影に驚いたのか、大きな魚が跳ねました。
水鳥が水面近くを飛ぶ時、時々、こんな場面が見られます。


少し離れた中州に着陸態勢。
ピントが甘いですが、なんとか数枚、撮れていました。


ゴロゴロした石にまぎれて見えにくいですが、やはりクチバシが上に反っているようです。


「間違えないでね」 
  はい、ごめんなさい。以後、気を付けます <(_ _)>

アオアシシギ(青足鷸)  体長32~35cm
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初見クサシギ 

2016年09月17日 | シギの仲間
初めてのクサシギに遭遇しました。

「川岸、湿地、水田などに単独または数羽で飛来」
淡水域を好むシギのようですね。一羽だけでいました。


長めのクチバシ。「上嘴先端が微妙に下にカーブして見える」のも特徴だそうです。


首を伸ばしてあたりの様子をうかがっているようです。


身を低くした、と思ったらこの直後に飛びました。


クサシギ(草鷸) 全長21~24cm

参考「シギ・チドリ類ハンドブック」 文一総合出版


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「ダーウィンが来た!」にケリが登場

2016年09月17日 | 野鳥雑記帳
9月18日、日曜日の夜、NHKの「ダーウィンが来た!」にケリが登場するそうです。

そのタイトルはなんと… 超キケン!里山の暴れんぼう鳥」 

トビやカラス、人間にも猛然と向かってくる気性の激しいケリですが、
番組内では、北陸地方の米農家の方々の、田んぼで子育てするケリたちへの温かな対応も紹介されるとのこと。
とても楽しみです。マイナーな野鳥のケリが全国のお茶の間に紹介されるとは…なんだかワクワクします。
一人でも多くの方に観て頂いてケリの存在と魅力を知って頂けたらと思います( ^^)

「ダーウィンが来た!」番組HP
http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/broadcasting/detail.cgi?p=p472

 9月18日(日)
NHK総合 午後7時30分~8時00分
「超キケン!里山の暴れんぼう鳥」
 
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サンコウチョウの若鳥

2016年09月16日 | サンコウチョウ
公園の外れの林でサンコウチョウに逢いました。


今年生まれた若鳥でしょうか?
アイリングもクチバシも黒っぽい色をしています。


さかんに虫を探して、見つけると枝先に飛び上がってホバリングしていました。


メスのように見えますが、一年目のオスもこんな姿なのでしょうか?


来年の春、ふたたび日本に帰ってくるときは美しいコバルト色に変わっているのでしょうか?


なんだかスポーツ刈りの男の子のような雰囲気でした。


誰もいない場所でサンコウチョウを観察するという鳥見の夢、今度は近くから叶えることができました。


かなり警戒心が強く、一度カメラに気づくと姿を隠してしまいました。
この用心深さなら、無事に渡りを果たせると信じています。

来年、同じ場所で再会できたら・・・と願っています。

サンコウチョウ(三光鳥) 全長 雄・約45cm(繁殖期)、雌・17.5cm。


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ヨーロッパトウネンの幼鳥でした!

2016年09月15日 | シギの仲間
先日、『もしや?ヒメハマシギ???』のタイトルで投稿したシギが、ヨーロッパトウネンの幼鳥と判明しました。
http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/d/20160913

『シギ・チドリ類 ハンドブック』(氏原巨雄・氏原道昭/著~ 文一総合出版)
の著者・氏原道昭さんに判別をお願いしたところ、ご親切な回答を得ることができました。

氏原さんによると 
「トウネンよりやや小さめで、雨覆の軸斑が黒くて羽縁とのコントラストが強い等の特徴がよく出ています。
 ヒメハマシギはもう少し嘴が長くてややハマシギに似た顔つきで、
 三列風切先端からの初列風切の突出はこれより短く見えます。」
とのことです。

『シギ・チドリ類 ハンドブック』によると、
「ヨーロッパトウネン(写真左)は全長12~14cm トウネン(写真右)は全長13~16cm」 
  大きさの差がしっくりきますね。
「数少ない旅鳥または冬鳥。トウネンより越冬する傾向が強い。干潟、河口、水田、湿地などに分布」するそうです。


氏原道昭さん、ご多忙な中、未熟で不鮮明な画像での判別と丁寧な回答を頂き本当にありがとうございました。

氏原巨雄・氏原道昭 鳥と絵のpage
http://www23.tok2.com/home/jgull/

「決定版 日本のカモ識別図鑑」日本産カモの全羽衣をイラストと写真で詳述
 欲しくなってしまいます(^^ゞ
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獲物をねらうコサメビタキ

2016年09月15日 | ヒタキの仲間
コサメビタキが熱心に獲物の虫を探していました。


この後姿、なかなかピントが合わず、いつもひと苦労しています^^;


木の幹にまぎれて見えにくい羽色になっているのでしょうね。


クリッと真ん丸の目で虫を見つけています。


別の枝に移動しました。
コサメビタキは一匹獲りましたが、その瞬間を私は撮れませんでした・・・


次々と小さな虫を見つけているようで、くるくる飛び回ります。
あまりに素早い動きなので私のカメラの腕では追いきれません。


空中で飛ぶ虫を捕まえることから、英語名はBrown flycatcherと呼ばれているそうです。


飛んだ!


みごと捕えたように見えました。

コサメビタキ(小鮫鶲)  全長13㎝

木の上だけでなく、芝生の上にいる小さなバッタ類も捕食していましたが、
残念ながら素早やすぎる動きを撮影できませんでした。
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キビタキ、オスとメス

2016年09月14日 | ヒタキの仲間
春先と同じ公園でキビタキに再会しました。


秋の渡りの途中で立ち寄ったのでしょうね。


黒い羽に隠れてしまいがちですが、クリッと大きな目をしているようです。


すぐ近く、薄暗い林の奥にメスの姿も。


伏し目がち。目立たない羽色のメスは奥ゆかしさを感じさせますね。


いっしょに子育てをした夫婦でしょうか?


無事に渡りを終えて、来年もこの場所に帰ってきてほしいものです。


「ウチの嫁に悪さしたらアカンで~」?

キビタキ(黄鶲)体長 14cm前後

シギチの判別は初心者には超難関!
まだまだ整理が終わっていませんが、ちょっと頭を休めて野山の小鳥たちを。
気がつけば、こちらも未編集の画像が溜まっています。^^;
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もしや?ヒメハマシギ???

2016年09月13日 | シギの仲間
前回投稿したオジロトウネンたちと同じ時に撮影した中に、気になるシギが写っていました。
クチバシの先が下に曲がっているようにも見えるのですが…?

※このシギは後日、ヨーロッパトウネンの幼鳥と判明し、訂正記事を書いていますのでご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/ca6f6a66299c2fa09744313984b2d0bf


キリアイ(体長16~18cm)にしては体が小さいです。
トウネン(体長13~16cm)と比べてこの大きさ。


ヒメハマシギは、体長14~17cm。
一般的にはトウネンの中に交じっても少し大きく見えるそうですが、個体差で小さく見えるものもいるそうです。


ヒメハマシギは、「稀な渡り鳥」。
こんな所で簡単に見つかるとは思えませんが・・・


ヒメハマシギは、「干潟、河口、水田などに飛来」するそうです。
ちなみに撮影場所は溜め池。海まで10km弱の距離です。




昨日投稿したオジロトウネンとトウネンも仲良さそうに過ごしていました。

それぞれの関係はわかりませんが、見かけはちょっと違ってもお互い気が合うのでしょうね。
大きさも羽色も似通った種類が多いシギ類。交雑種などもいそうな気がします。


記事の「」内の解説や体長など
シギ・チドリ類 ハンドブック』~氏原巨雄・氏原道昭/著~ 文一総合出版 
 を参考にしています。

野鳥写真家・叶内拓哉氏の「野鳥フォトギャラリー」
http://torikansatsu.com/bbs39/bbs39.cgi

シギチの判別に迷った時など、最後の頼みの綱としてお願いしようと考えていました。
残念ながら悪質な投稿が続き8月から投稿受付停止となってしまいました。
1日も早い再開を心から待ち望んでいます。
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君の名は。オジロトウネン??

2016年09月12日 | シギの仲間
1~2羽のトウネンの中に、茶褐色の鳥が一羽混じっていました。
体格はトウネンとほぼ同じくらいです。


トウネンの幼鳥なのか?と初めは思いましたが、足の色が暗い黄緑色です。
図鑑やネットで調べてみましたが、オジロトウネンでしょうか??


こちらはトウネン(?) 足は黒い色をしています。
前回よりも光の加減が良く近くからだったのできれいに撮影できました。
http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/ffd988141f330ec3140350d278a26e53

「静止時は翼から尾の突出が顕著」と野鳥図鑑に記載されています。(日本の野鳥650)


どうでしょう? 翼より尾の方が長いようにも見えますが・・・?


とにかく尾が白いことはわかりました。


2羽を比較できます。
実は写した時点ではイソシギ?と思っていたので、前のトウネンにピントを合わせてしまいました。^^;


シックで上品な雰囲気の羽色ですね。


この2羽は、ついさっきまで別のCMさんがしゃがんでいた場所の近くに飛来しました。
その時、野鳥がいなくても水際に長居しては鳥が来ないのだと再認識。
私も誰もいない時など、ついついやってしまいがちな事です。


「私は日本では何という名で呼ばれているのでしょう。ご存知の方は教えてください」 <(_ _)> ペコリ。


今回はすっかり脇役扱いしてしまいましたが、トウネンの羽も近くから見るとなかなか美しいです。

オジロトウネン(尾白当年)体長13~15cm  トウネン(当年)体長13~16cm 
次回も判別に悩んでいるシギを投稿します。
どうぞよろしくお願いします。





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タカブシギ 初めまして

2016年09月11日 | シギの仲間
晴れた午前中、家事を済ませて再びシギやチドリを撮影に行きました。
この日も初見のシギに逢いました。


タカブシギのようです。


ん?上空に何か気になるものが?


タカブシギ (鷹斑鴫)、体長19~21cm 

「それほど珍しいシギではない」とお聞きしましたが、
地域によっては絶滅危惧種に指定されるほど数を減らしているようです。

タカブシギ - 日本のレッドデータ検索システム
http://www.jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=02100040196

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イソヒヨドリ、青いアサガオ

2016年09月10日 | イソヒヨドリ
海岸でオスのイソヒヨドリが2羽、追いかけあうように飛び回っていました。
残念ながら、あまりに速くて私の腕では飛翔姿は撮れませんでした。


縄張り争いだったのでしょうか?
最初にいた一羽がセカセカと動き回ってあたりを見回していました。


人間なんぞにかまっている暇がない!という雰囲気・・・


薄曇りの空の下、近くからの撮影。
イソヒヨドリのオスの青い色、なかなか綺麗に写すことができません。

イソヒヨドリ(磯鵯)体長23~25cm


野原にたくさん咲いていた淡い青色のアサガオ。
北アメリカ原産で、輸入品に交じって種が運ばれてきた外来種のようです。

マルバアメリカアサガオ
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