世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

不機嫌な果実

2016年03月01日 | Weblog
今朝、ビッグニュースが飛び込んできた。


林真理子の不倫小説『不機嫌な果実』連ドラ化 栗山千明、市原隼人と“禁断愛”

 人気作家・林真理子氏が約20年前に主婦の不倫を描き、センセーションを巻き起こした小説『不機嫌な果実』が、4月期のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ枠(毎週金曜 後11:15)で連続ドラマ化されることが2月29日、わかった。泥沼愛憎劇を演じるのは、初共演となる女優の栗山千明(31)と市原隼人(29)。林氏は「20年ぶりにドラマ化されてうれしいです。普通の主婦があっけらかんとそれほど罪悪感もなしに不倫をすることに当時は物議を醸し出しましたが、今こそピッタリの作品です」と期待を寄せている。

 栗山が演じる主人公は結婚して5年になる32歳の人妻・水越麻也子。自分を女として見てくれない夫に不満を募らせた彼女は、つまらない日常と冷え切った心を満たしたくれる男を求め、悶々とする日々。そんな麻也子の前に、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原)が現れる。人妻と知りながらも激しく自分を求めてくる彼に心を奪われ、麻也子は禁断の恋へと溺れ、本能のままに突き進んでいく。そんな彼女を待ち受けるものとは!?



スマホを食い入るように読んでいたら一駅、過ぎていた・・・。
慌ててあっち側のホームに急ぎ、飛び乗った。
ギリギリ出勤をしてしまった。

それほどこのニュースには驚かされた。

大学時代は林真理子先生の本ばかりを読んでいた。
たぶん私が一番影響を受けた作家は林先生だ。
当然「不機嫌な果実」も読んだ。


当時は失楽園ブームで、本作品はドラマ化もされた。
石田ゆり子が麻也子役だった。
遠い親戚の通夜の場で旦那に離婚を切り出すシーンが好き。



映画版では南果歩が麻也子役。



両方とも都会のお洒落な感じがして、憧れた。
結婚には興味が無かったが、そのお洒落な生活や服や職業(たしか麻也子は製薬会社の会長秘書)が羨ましかった。
特にドラマ版の主題歌はUAの「悲しみジョニー」で、あの曲を聴くと、戸惑いながらも恋に落ちていく麻也子を思い出す。


だいぶ今更感アリアリのこのドラマだが、絶対に観ようと決意。
1990年代後半と2016年の今。時代背景の違いがどう描かれるのか楽しみだ。

自分、麻也子の年をとうに超えていることにびっくり!
学生時代は「32歳って熟女じゃん」って思っていたけど!!
もう38歳。麻也子の年を6つも超えているYO!!



今日から弥生。
部屋のクマさんカレンダーも弥生仕様。


バタバタした出勤になって朝から疲れてしまったが、夕方になる頃にはなぜか元気になった。
今日は一日快晴で、窓から入り込む光に春が含有されているのを強く感じた。



退社後は、つけ麺を食べた。
うまー。
これを食べているときは無心になる。



その後は、爆買いしにドラッグストアへ♪

アイシャドーはマキアージュのものを使用しているのだが、左上の色がだいぶ減ってしまった。


この色だけは売っていないらしく、代わりにに他の色を探していた。

ふと人の気配を感じ目をやると、男性店員がたたずんでいた。
事情を述べたら、接客をされた。
「この色なんていかが?若干ピンクも入っていて合うんですよ」
って、心なしかお姉っぽい・・・。



「あ、はい。それください」
と及び腰&挙動不審になってしまう私。

だって怖いんだもん。
化粧ばっちりだったら、どんと来い!って思うんだが、つけ麺を食べた後で口紅を付けていない&顔がテカっている=弱っている自分、なんだもの。自己評価が低くなると、この手のヲサレな殿方には弱気になってしまう。


あとはアイライナーとマスカラ・マスカラの下地を購入。


嗚呼、すっきりした。
化粧品を買うと元気になる。
しかもマスカラと下地は使ったことが無い商品なのでどんな仕事をしてくれるのか、とても楽しみだ。


弥生も元気いっぱい、乗り切ろう!!

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貞子vs私

2016年03月01日 | Weblog
さっき入浴中に「ああ、6月に『貞子vs伽椰子』っていうホラー映画が封切りになるんだっけか」と思い出した。

貞子vs伽椰子


前かがみになり、長い髪を泡立てシャワーで流す際、
「目を開けたら、傍に貞子がいるんじゃね?」
と思い込み、怖くなった。

あのまつげが無い不気味な瞳で睨まれた挙句、不審な死を遂げたら全国の笑いものである・・・しかも全裸で!
そう思ったら目を閉じられず、目を開けたまま泡を流す羽目に。
泡が目に入って痛い!!痛いよう!!
でも少しでも目を閉じると、貞子のあの不気味な白ワンピと長い髪がスクリーンである瞼に思い浮かび、目を閉じられなかった。
自らも、ビジュアル的に十分、貞子なんだが。

大学時代、迂闊にも「リング」を観てしまい、1週間は暗闇のバイトからの帰り道が怖くて怖くて、大変だった。


ようやく洗髪を終え、AHAの石鹸で顔の角質除去。
泡を2分、顔面上に放置せねばならない。
この泡はピーリング作用があるので、2分もすると肌がぴりぴりしだす。
で、さっきの貞子の件もあるので、ここでも目を開けたまま。
痛い・・・!!痛いよううううう!!
でも、怖い。

拷問のような入浴を終え、ふとバスルームの鏡を見ると

貞子、いるじゃん!!!!

あああああああ!!

鏡の中から出てくるよ!!!

もうだめだ。
2月分の支払いの締め入力が終わっていないのに。
給料、もらったばかりなのに。
親孝行しなくっちゃなのに・・・!!
いとおしい吉熊たちがいるのに・・・!!

あぎゃん!!


と思ったら、自分だった。
櫛を通していない黒髪、しかも血眼。
ホラーである。

壇蜜さんや川島なお美さん、そして華原朋美さん(「たのしくたのしくやさしくね」を歌っていたとき)のような素敵なロングヘア女性を目指しているのに。

鏡に映るのは貞子、である。


当分、このようなホラー入浴は続くものかと思われる。

くる~っ、きっとくる~♪


さて、髪を乾かすか。目を開けて。