世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

卒業

2016年03月10日 | Weblog
今朝、地元で教師をしている友達からLINEが着た。
袴姿の晴々しい画像付。
彼女は、今日、受け持っていた生徒を新たな進路に送り出した。
3年生を受け持つと進路指導や卒業式の準備などで大変なのだが、このときばかりはその苦労を忘れるほどの爽快感を味わえるらしい。

私が中学校を卒業したとき。
式の後、担任のツネヲがホームルームで「こんなにいい学年は初めてだったよ~」と泣いていて、みんなも泣いた。
まとまりのある良いクラスだったので別れがたかった。
だいたい、文化祭で「人体神秘の世界」と称し、口から肛門までの迷路をダンボールで作るなんて、尋常でない。
19時まで残って、真面目に小腸の柔突起を作っていたっけ。ビニール手袋の指に綿を詰め込んだ柔突起。


最後に下級生に見守られつつ校庭を練り歩くんだが、その待ち時間に卒業証書の筒を耳に押し当てて「海の音がする~」と盛り上がっていたのも覚えている。

あれから23回目の春。


卒業生を送り出した友達・・・お疲れ様でした。
またお茶をしよう。








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Born Slippy

2016年03月10日 | Weblog
風邪が恐らくピークを迎えたもよう。
微熱は下がったと思いきや、37度に戻ったりする。
片方の鼻が全く機能しなくなった。
みんなから
「顔色悪いですね」
と指摘された。


帰宅後は、コンビニで買ったアルミ鍋のうどんをすすった。
食欲が無くて、これぐらいしか口に入りそうなものが思い浮かばなかった。



そしてまた今夜もクマクマタイム。
妹夫からもらったクマはメリーソートという会社のクマでイギリス出身だ。
同じくイギリス出身のウィリー(母がイギリスで買ってきた)と話が合うもよう。
英語で会話しててリスニング不可能。



リスニング不可能といえば、ナグちゃんが吉熊にゴニョゴニョと話している。
教えてよー。気になるよー。



クマに囲まれて幸せだ。
動物に囲まれて「おおお~、よっしよしよし・・・」と動物たちと一体化するムツゴロウさんの比ではない。








そうそう。
明日のMステにUnderworldが出るらしい。
私の大好きな「Born Slippy」を披露してくれるっぽい。
マッハで帰宅する予定。

Underworld - Born Slippy (Nuxx) [Everything, Everything]



奥山貴宏さんというライターがいた。
当時普及し始めたブログを使って自らのガンという病をや日常を淡々と綴っていた。
言葉が的確で、ウィットに富んでいて、ロックで面白いブログだった。(書籍化されているのを読んだ)








彼を取り上げた特集番組「オレを覚えていてほしい」に、この曲が印象的に使われていて、「Born Slippy=奥山さん」という公式が自分の中である。奥山さん自身もUnderworldのファンだったはず。
あの特集番組を観なければ、私はきっとUnderworldを知らなかっただろう。

生きていれば40代の奥山さん。
もしも今を生きていれば、どんなふうな言葉をどう使って現代を表現したのだろうか。たまに考える。
Twitterなんてやったらフォロワー数が半端なかっただろう。

そして日々、ブログを書く際、「退屈な奴には退屈な文章しか書けない」という奥山さんの言葉を反芻しない日は無い。
亡くなってしまったけれども、奥山さんのことは一生忘れないと思う。
明日のMステ、奥山さんも観ているような気がする。