世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

まちかど雛めぐり

2016年03月05日 | Weblog
いつもコメントをくださる、えびちゃん殿&ドラえもん殿のコメントで「岩槻って人形で有名だったな。そういえば、昔、人事部長が『岩槻のひな祭りのイベント、面白かったわ』って言っていたっけ」と思い、さっそくググってみた。
そして、今日は岩槻の「まちかど雛めぐり」というイベントに行ってきた。


まちかど雛めぐり


江戸時代初期から脈々と受け継ぐ、日本一の日本人形生産地・岩槻。


まず、岩槻駅の改札前で大興奮。
東武動物公園のヒグマの森のポスターに胸キュン!!ヤバイ!!気になる!!


3月19日(土)「ヒグマの森」オープン!!


昼過ぎに岩槻駅に到着。天気は曇っていたが、そんなに寒くなかった。


さっそく駅でマップをもらい、それを片手に放浪。
岩槻の街は、どこか懐かしい感じがした。


可愛がられているのが感じられる。サトちゃん サトコちゃん。



大正館へ。
中井銀行岩槻支店として大正時代後期に建築された、煉瓦造2階建ての洋館建築。


ここは吊るし雛がたくさん展示されていた。




彩りが豊かで見てて飽きない。






てくてく歩き、丹過長谷川家へ。
江戸時代から白木綿問屋を営んでいた家で、この建物は店蔵。関東大震災にも耐え、120年以上の歳月を経ているとのこと。



いかにも古風なお雛様が飾られている。






急な階段を上がってみた。
畳敷きの部屋。
仏壇の上部のマークについて外国人観光客が同行していた日本人に何やら尋ねているもよう。
卍のマーク・・・ね。


襖の取っ手にも細やかな装飾が。素敵。


襖の上の部分「欄間」にも手が込んだ装飾がなされていた。



再び歩き、「時の鐘」を目指した。
時の鐘といえば、川越の時の鐘を思い出すが、ここのも同じような形状をしていた。
ちょうど梅も咲いていて風雅である。岩槻は梅が多いような気がする。






建造物に趣きがあるので歩いていて楽しい。


そして人形店が軒を連ねていて、圧巻。



岩槻郷土資料館へ。
このレトロなたたずまいが何ともいえない。
昭和初期に建てられた旧岩槻警察署の建物を使っているのだそう。



石造りの階段、白い壁、モダンな感じがする。



ここにもお雛様がたくさんいた。










なんと屋根付!!平安時代にタイムトリップしたかのような豪華さ。







吉熊も大興奮。



こういう顔した子供、たまにいる。




ふと、私のハートを射止める人形が。


まさかのクマさん!!
ツキノワグマだな。
可愛いなあ。




このお人形さんはワンちゃんと一緒。



見ごたえのある資料館だった。

歩いていると「丸山記念総合病院」の看板を発見。
ここは安室奈美恵さんがご長男を出産なさった、元夫であるSAMさんのお父さんが院長をなさっていた病院じゃないか。
そうだ、岩槻にあるんだっけか。



お人形歴史館東久へ。
ワンちゃん!!


干支の猿の雛人形。




ふ~。だいぶ歩いた。
駅前に戻る。
向かい側のショッピングセンターにてサイゼリヤを発見。
空腹に耐えかねてIN。
二日連続のサイゼリヤ。メニューも一緒。



満腹のお腹をさすって、東武線に揺られる。

バッグの中の吉熊と目が合う。
そう、私が吉熊を溺愛するように、あの一体一体に愛しさを育んだ女子がいたはずだ。

今日見た幾つもの雛人形。
その一つ一つに詰まった想いや歴史を反芻しながら帰路に着いた。



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