錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

天女の屋根転落事件顛末記

2016-02-21 15:45:52 | 天女
今週末もお泊りがあるというので、天女は
「太陽に当てたほうがお客様も気持ちがいいから」
と言って二階の屋根に布団を干したのでした。

天気予報は曇りだったのに晴れていたからでした。
しかしながら季節はまだ冬
しかしながら所は福井
弁当忘れてもかさ忘れるなと言う位、冬は雪(雨)の多い地域です。
晴れていてもしばらくすると曇って、また晴れて、また曇って・・・
天女がお昼の準備をしていると
ポツリポツリと雨が落ちてきました。

「キャー」
天女は慌てて二階に走って上がり、布団を片付けにかかりました。

すぐに
「ガタガタ!バキバキ!」
屋根で凄い音がしました。

錆鉄人は慌てて外に飛び出し、屋根を見上げると天女は無事でしたが・・・

(ここまで書いた所で、4時から飲みにきてもらう事になっていたSさんが訪ねてきたので
 とりあえずアップして再開するつもりだったたのでしたが、
 結局10時まで飲み続けて、Sさんが帰ったあとフラフラの錆鉄人はそのまま寝てしまったのでした。
 という事で再開です。)

屋根の上で青い顔をして放心状態

「大丈夫か・」
「わたしは大丈夫だけど、瓦が割れてしまって・・・、どうしよう・・・雨漏りするわ・・・」
「まあ何とかなるよ」

天女は気を取り直して布団を片付けましたが、
そのころにはまた晴れ間に戻る相変わらずのしぐれ模様の天気でした。

という事で、
昼ご飯を食べたのですが、
その間も
「おとうさん、ごめんなさい」
と繰り返して、割れた瓦の事を心配しています。

愛妻家の錆鉄人は、手早く食事を追え行動に移りました。

まずはハシゴを持ってきて屋根に上って割れた所を確認。
割れたのは1枚だけでした。

上のかわらを持ち上げて割れた瓦を抜き取ろうとしましたが、釘で打ちつけてありました。
(一応、瓦屋さんにステンレスの釘で打ちつけるという事は聞いていたので知っていましたが)

ハシゴを下りて、
瓦屋さんが瓦が割れたときの為にといって置いていった瓦を探し出し
ホコリだらけだったので、水洗いして日に当てて乾かしているうちに瓦を取り外す事にして
バールと、釘が抜けなかった時には割ってしまおうと考えて金槌を持って屋根に上がりました。

上のかわらを持ち上げて何とかバールが入ってある程度抜けましたが・・・


(シナリオ・監督・撮影:天女)

抜けきらないので釘を曲げて・・・どうにか釘は抜けたのですが
瓦は簡単に抜けません。
横の瓦に嵌まり込んでいるので抜けないのでした。
上の瓦にも押さえられているので手が2本では足りません。

そこでターミネーター錆鉄人は奥の手を出して作業し、見事に瓦を取り出したのでありました。



(奥の手といっても、いくらターミネーター錆鉄人でも3本手がある訳ではなく、
 割れた瓦のカケラを差し込んで瓦を浮かせたという事ですが・・・)

瓦を外した所


ハシゴを下り、
乾かしていた新しい瓦を持って上がり、はめ込みました。
はめ込みも簡単に入るわけではありませんが、周囲の瓦を持ち上げてうまく差し込みました。
さすがに釘を打つのは不可能なのでそのままですが、そのままでも問題はないと思われます。
そのうちに瓦用の接着剤を買ってきて処理しようと思ってはいますが・・・

次は本当に屋根から落っこちないとも限らないので
愛妻家の錆鉄人は「屋根での布団干し禁止令」を言い渡したのでありました。

めでたしめでたし



コメント
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