今年の紅葉の涸沢幕営は2日して2日目に北穂高に登る事を考えていた。
紅葉シーズンの涸沢は平日でも混雑しているが、
ピーク時の土日の大混雑は絶対に避けたいと考えながら
涸沢ヒュッテの紅葉情報を毎日確認し、紅葉の見頃を想予想しながら
天気図と10日間天気を毎日何回もチェックして決行日を模索していた。
紅葉状況の進行は29日~10月1日頃が見頃と思われ、9月30日~10月1日の涸沢はとんでもない混雑が予想された。
天気予報に関しては、秋の天気は三寒四温といわれるように周期的に変わるので、天気予報の信頼性も高くなる。
20日頃の天気予報で27日午後から28日午前中が雨という予報になり、その後もその予報は変わらなかった。
涸沢に来る登山者は比較的初心者が多いはずだから、雨の中を登山することは避けるはず、
したがってトイレ等の混雑もないに違いない。
すでに涸沢にテントを張っている人も雨の中でのテント泊や撤収は嫌だから、
27日のうちに下山して天場はガラガラに違いない、と予想した。
従って、選択肢は2つ
1つは、28日雨の中を歩いて涸沢に入りテントを張る
(恐らく天場はガラ空きで良い場所にテントを張れるはず)
もう1つは、雨を避けて29日に涸沢入りする
(2泊すると土日の大混雑に巻き込まれ、トイレ渋滞等に難渋することになるはず)
愛妻家の錆鉄人は天女を雨の中歩かせるのもかわいそうだし、大混雑も嫌だし・・・
それでも28日午後から晴れる予報だったので、
27日に家を出発して沢渡で車中泊して、28日朝一で上高地に入ろうと天女に話していた。
【9月27日】
しかしながら26日頃から、予想天気図で本州を通過する低気圧の中心がやや南下すると共に動きがやや遅くなり、
27日朝の1時間ごとの天気予報では、28日の雨上りが遅くなっていたのでますます決めかねて
天女に27日の昼の予報を見て最終決定すると告げた。
ただし、前日の予報では時間雨量10mmという時間帯もあったが、時間雨量は3~5mmに低下していた。
天気jpは2時間ごとの天気予報の更新なのに1時間ごとに予報を見て、
さらに20分毎に予報が更新されるウエザーニュースをチェックして・・・
つまりほとんどパソコンで天気予報を見ていたのですが、
昼近くになると、天女がさっさとサンドイッチを作り始めた、車中泊用の夕食である。
天気には関係なく、天女は28日がどんな雨でも涸沢入りし大混雑を避けたいと思っていたのでした。
という事で、午後3時ごろに出発しようと決定し、装備品の再チェックと雨対策を行った。
(それでも天気予報をチェックし続けた)
家を出発したのは3時少し前、
もう昔のように飛ばさなくなった錆鉄人なので、沢渡の第二駐車場に着いたのは7時半頃だった。
(安房峠トンネル料金780円をセーブする為、旧道を走ったせいもあるが・・・)
駐車場はガラガラであったが、バックドアを開けてその下で夕食を作っていたエクストレイルの横に駐車してご挨拶
東京のご夫婦で目的は同じく涸沢、沢渡での車中泊は初めてとの事で、
明日の上高地入りはバスのつもりだったようであったので、タクシー相乗りを申し込んでめでたく成立!
タクシーは4時半頃には来るからそれまでに準備しておいてくださいと言い、我々は3時半にアラームを鳴らした。
【9月28日】
雨は傘がいらないほどの降りでトイレにも傘無しで行け、お隣さんとタクシーを待ったが来ない。
横の国道はバスが通り過ぎて、バスターミナルのほうからはタクシーが下りてきて釜トンネルに向かって行ったが、
いつもは何台も来る客呼び込みののタクシーが4時半を過ぎても来ない。
しかたがないので、浴び鉄人は走ってバスターミナルへ行くとタクシーが停まった。
が、運転手がいない、探しているとやってきたのでお願いして第二駐車場に来てもらい、
釜トンネル入り口は開門時間の5時少し過ぎて通過した。
上高地バスターミナルに着くと、
東京のご夫婦は少し休憩してから出発すると言ってバス乗り場のほうに行ったが、
我々はタクシー乗降場のひさしの下でザックカバーなど最終身支度を整え、5時半頃に傘をさして出発した。
いつもはバスターミナルでトイレを済ませて出発していたが、
タクシー乗降場からは遠く、屋根なしの所を通ってトイレに行く必要があるので、
登山道の横にある小梨平キャンプ場のトイレに入ったほうが無駄がないという錆鉄人らしい計算だった。
傘は快適だった。
汗っかきの錆鉄人はカッパを着てもどうせベタベタになるので、カッパは着なかった。
予想通り、雨の中を涸沢に向かう登山者は少なく、すぐに先行者を抜いて徳沢と横尾でトイレ休憩
雨の中なのでトイレのひさしの下でパンとおにぎりを食べて8時15分頃に横尾を出発。
本谷橋を越えた登りになっても、今回の天女はちゃんと登れた。
しかしながら、25kg近いザックを担いだ錆鉄人は嫌な汗が流れ、凄くしんどかった。
天女が「おとうさん、顔や唇が真っ白よ」と心配して言ったが、ヘロヘロで登って数回休憩。
ず-っと傘をさしていたので、ザックの重みと腕を曲げ続けていた為に血液の流れが悪くなっていたのも一因ではないかと思われた。
ヒュッテまで15分位の所で小やみになったので傘を仕舞ったが、そのあとは辛くなく登れた。
ヒュッテには11時過ぎに到着、トイレに行って天場に急行した。
ガスで紅葉は見えなかった。
去年までの4年で3回テントを張っているお気に入りの場所に行くと、隣にテントがあったけれど空いていた。
雨はやんでいたのでテントを張るのも楽だったが、張った後で降り出したのでテントの中で沈澱。
担ぎあげた缶ビールを2本飲んでお昼寝!
雨は4時ごろにやっと上がって、ザックの中に仕舞いっぱなしだったカメラで初めて撮影
やがてガスも晴れて山腹が見えてきた。
まばらだったテントが予想外に増えていた。
やっと雨が上がったテラスは、これも予想外に混雑していた。
「今日はは布団1枚に何人ですか?」
と聞くと
「3人です」
と予想外が続く。
日本人の悲しい性で、有休を取ったら雨が降ろうが槍が降ろうが来るしかない、
ツアーのキャンセルはお金が無駄になるし、今年はもう来るチャンスがなくなるのだから、
やっぱり雨が降ろうが槍が降ろうが来るしかない。
涸沢に来る位で遭難することはありえないし・・・
錆鉄人もやっぱりそうします、日本人ですから!
お互い、雨の中を頑張ったね!
【9月29日】
夜中にトイレに行った時、雲一つない満天の星空だったので、逆に朝焼けはダメかもしれないと思った。
穂高の峰に朝日が当たるり始めるのは5時40分頃で、トイレは5時ごろから混雑するだろうと想定し、4時に起きた。
(実際には3時半頃からテント場では人の動きがあり、足音(岩がガラガラする)で目が覚めていた。)
トイレは想定通りフリーパス!
テントに戻り、天女にはソニーのHX60Wを渡してテントの所から撮影を頼み、
錆鉄人は池に写るモルゲンロートの山を写そうとキャノンのG7Xを持って「池」へ行った。
池に着いたのは5時前だったが、撮影に適した場所はすでにデジ一眼をセットした三脚で占拠されていたので、
錆鉄人は大きな岩の横に池の中にある岩の上で撮影する事にした。
5時頃ではまだ暗く撮影してもまともな写真にはならなかった。
写真をたくさんアップしたいので新しいブログに変えます。
以下 29日編に続く
紅葉シーズンの涸沢は平日でも混雑しているが、
ピーク時の土日の大混雑は絶対に避けたいと考えながら
涸沢ヒュッテの紅葉情報を毎日確認し、紅葉の見頃を想予想しながら
天気図と10日間天気を毎日何回もチェックして決行日を模索していた。
紅葉状況の進行は29日~10月1日頃が見頃と思われ、9月30日~10月1日の涸沢はとんでもない混雑が予想された。
天気予報に関しては、秋の天気は三寒四温といわれるように周期的に変わるので、天気予報の信頼性も高くなる。
20日頃の天気予報で27日午後から28日午前中が雨という予報になり、その後もその予報は変わらなかった。
涸沢に来る登山者は比較的初心者が多いはずだから、雨の中を登山することは避けるはず、
したがってトイレ等の混雑もないに違いない。
すでに涸沢にテントを張っている人も雨の中でのテント泊や撤収は嫌だから、
27日のうちに下山して天場はガラガラに違いない、と予想した。
従って、選択肢は2つ
1つは、28日雨の中を歩いて涸沢に入りテントを張る
(恐らく天場はガラ空きで良い場所にテントを張れるはず)
もう1つは、雨を避けて29日に涸沢入りする
(2泊すると土日の大混雑に巻き込まれ、トイレ渋滞等に難渋することになるはず)
愛妻家の錆鉄人は天女を雨の中歩かせるのもかわいそうだし、大混雑も嫌だし・・・
それでも28日午後から晴れる予報だったので、
27日に家を出発して沢渡で車中泊して、28日朝一で上高地に入ろうと天女に話していた。
【9月27日】
しかしながら26日頃から、予想天気図で本州を通過する低気圧の中心がやや南下すると共に動きがやや遅くなり、
27日朝の1時間ごとの天気予報では、28日の雨上りが遅くなっていたのでますます決めかねて
天女に27日の昼の予報を見て最終決定すると告げた。
ただし、前日の予報では時間雨量10mmという時間帯もあったが、時間雨量は3~5mmに低下していた。
天気jpは2時間ごとの天気予報の更新なのに1時間ごとに予報を見て、
さらに20分毎に予報が更新されるウエザーニュースをチェックして・・・
つまりほとんどパソコンで天気予報を見ていたのですが、
昼近くになると、天女がさっさとサンドイッチを作り始めた、車中泊用の夕食である。
天気には関係なく、天女は28日がどんな雨でも涸沢入りし大混雑を避けたいと思っていたのでした。
という事で、午後3時ごろに出発しようと決定し、装備品の再チェックと雨対策を行った。
(それでも天気予報をチェックし続けた)
家を出発したのは3時少し前、
もう昔のように飛ばさなくなった錆鉄人なので、沢渡の第二駐車場に着いたのは7時半頃だった。
(安房峠トンネル料金780円をセーブする為、旧道を走ったせいもあるが・・・)
駐車場はガラガラであったが、バックドアを開けてその下で夕食を作っていたエクストレイルの横に駐車してご挨拶
東京のご夫婦で目的は同じく涸沢、沢渡での車中泊は初めてとの事で、
明日の上高地入りはバスのつもりだったようであったので、タクシー相乗りを申し込んでめでたく成立!
タクシーは4時半頃には来るからそれまでに準備しておいてくださいと言い、我々は3時半にアラームを鳴らした。
【9月28日】
雨は傘がいらないほどの降りでトイレにも傘無しで行け、お隣さんとタクシーを待ったが来ない。
横の国道はバスが通り過ぎて、バスターミナルのほうからはタクシーが下りてきて釜トンネルに向かって行ったが、
いつもは何台も来る客呼び込みののタクシーが4時半を過ぎても来ない。
しかたがないので、浴び鉄人は走ってバスターミナルへ行くとタクシーが停まった。
が、運転手がいない、探しているとやってきたのでお願いして第二駐車場に来てもらい、
釜トンネル入り口は開門時間の5時少し過ぎて通過した。
上高地バスターミナルに着くと、
東京のご夫婦は少し休憩してから出発すると言ってバス乗り場のほうに行ったが、
我々はタクシー乗降場のひさしの下でザックカバーなど最終身支度を整え、5時半頃に傘をさして出発した。
いつもはバスターミナルでトイレを済ませて出発していたが、
タクシー乗降場からは遠く、屋根なしの所を通ってトイレに行く必要があるので、
登山道の横にある小梨平キャンプ場のトイレに入ったほうが無駄がないという錆鉄人らしい計算だった。
傘は快適だった。
汗っかきの錆鉄人はカッパを着てもどうせベタベタになるので、カッパは着なかった。
予想通り、雨の中を涸沢に向かう登山者は少なく、すぐに先行者を抜いて徳沢と横尾でトイレ休憩
雨の中なのでトイレのひさしの下でパンとおにぎりを食べて8時15分頃に横尾を出発。
本谷橋を越えた登りになっても、今回の天女はちゃんと登れた。
しかしながら、25kg近いザックを担いだ錆鉄人は嫌な汗が流れ、凄くしんどかった。
天女が「おとうさん、顔や唇が真っ白よ」と心配して言ったが、ヘロヘロで登って数回休憩。
ず-っと傘をさしていたので、ザックの重みと腕を曲げ続けていた為に血液の流れが悪くなっていたのも一因ではないかと思われた。
ヒュッテまで15分位の所で小やみになったので傘を仕舞ったが、そのあとは辛くなく登れた。
ヒュッテには11時過ぎに到着、トイレに行って天場に急行した。
ガスで紅葉は見えなかった。
去年までの4年で3回テントを張っているお気に入りの場所に行くと、隣にテントがあったけれど空いていた。
雨はやんでいたのでテントを張るのも楽だったが、張った後で降り出したのでテントの中で沈澱。
担ぎあげた缶ビールを2本飲んでお昼寝!
雨は4時ごろにやっと上がって、ザックの中に仕舞いっぱなしだったカメラで初めて撮影
やがてガスも晴れて山腹が見えてきた。
まばらだったテントが予想外に増えていた。
やっと雨が上がったテラスは、これも予想外に混雑していた。
「今日はは布団1枚に何人ですか?」
と聞くと
「3人です」
と予想外が続く。
日本人の悲しい性で、有休を取ったら雨が降ろうが槍が降ろうが来るしかない、
ツアーのキャンセルはお金が無駄になるし、今年はもう来るチャンスがなくなるのだから、
やっぱり雨が降ろうが槍が降ろうが来るしかない。
涸沢に来る位で遭難することはありえないし・・・
錆鉄人もやっぱりそうします、日本人ですから!
お互い、雨の中を頑張ったね!
【9月29日】
夜中にトイレに行った時、雲一つない満天の星空だったので、逆に朝焼けはダメかもしれないと思った。
穂高の峰に朝日が当たるり始めるのは5時40分頃で、トイレは5時ごろから混雑するだろうと想定し、4時に起きた。
(実際には3時半頃からテント場では人の動きがあり、足音(岩がガラガラする)で目が覚めていた。)
トイレは想定通りフリーパス!
テントに戻り、天女にはソニーのHX60Wを渡してテントの所から撮影を頼み、
錆鉄人は池に写るモルゲンロートの山を写そうとキャノンのG7Xを持って「池」へ行った。
池に着いたのは5時前だったが、撮影に適した場所はすでにデジ一眼をセットした三脚で占拠されていたので、
錆鉄人は大きな岩の横に池の中にある岩の上で撮影する事にした。
5時頃ではまだ暗く撮影してもまともな写真にはならなかった。
写真をたくさんアップしたいので新しいブログに変えます。
以下 29日編に続く
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