たまたま「週刊朝日」9月8日号を見ていたら、「加計学園獣医学部の設計図が示す安倍首相の“嘘”」というタイトルの記事が目に入った。
https://dot.asahi.com/wa/2017082800076.html?page=3
その要点は、
加計学園獣医学部の設計図を入手したが、それには次のような問題点がある。
(1) 建築費の見積り額が大きすぎる。
(2) ワインセラーやビール・ディスペンサーがあるのは理解できない。
(3) 研究室のスペースが狭すぎる。
そして「『安倍首相は、加計学園の獣医学部新設で「新薬の開発などの先端ライフサイエンス研究の推進」をするとぶち上げていたが、それも“ウソ”だったのだ。』と結論づけている。
設計図を問題視するのはいいだろう。しかし、それがなぜ下線部分のような結論になるのか。論理の飛躍だ。設計図の内容まで安倍首相のせいだ、とするのは牽強付会(こじつけ)である。朝日新聞とともに安倍批判に懸命になるのは勝手だが、デタラメな論理で人を惑わすのは良識あるメディアのすることではなかろう。
私はこれまで「週刊朝日」は良心的週刊誌だと評価していたが、間違いだった。「週刊文春」や「週刊新潮」にも劣る三流週刊誌に成り下がった!