上に掲げたタイトルは爺が本日、草莽崛起氏のご提案に沿って朝日新聞に投書した文章のタイトルそのものである。内容は昨日このブログに掲載した産経新聞宛ての投書をかなり推敲したものだが、趣旨は同じである。(赤字)
韓国の元慰安婦やいわゆる元徴用工の遺族が、「反日種族主義」の執筆陣を名誉棄損などの罪で検察に刑事告訴するという(7月4日付産経新聞)。「反日種族主義」には豊富な資料に基づいた史実が記述されており、信頼に値する学術書である。しかし、李栄薫氏を始めとする執筆陣が有罪となる可能性は高い。それは、「帝国の慰安婦」の著者が慰安婦に対する名誉棄損で告訴され有罪となった判例があるからである。真実を語って罪に問われるとは、まことに理不尽であり、被告たちが気の毒である。
ついては、朝日新聞は韓国の大手紙に“過去の慰安婦拉致報道は誤りでした”という謝罪広告を掲載してはどうか。目的は、韓国人に真実を伝えることにより被告を救うこと、そして日本の名誉を守ることである。御社は2014年に誤報を謝罪したが、それは日本国内だけのことで、国際社会には伝わっていない。
韓国の新聞社がその広告掲載を拒否した場合は、御社は韓国含め各国のメディアの特派員を集めて会見を開き、経緯を明らかにして頂きたい。
御社の英断に期待する。
この投書は、「声」欄の担当者の一存で採用とすることはできず、上層部の諒解を必要とするだろう。理由は、もし採用となれば、朝日新聞は慰安婦誤報に対する謝罪広告を韓国の新聞に掲載せざるをえず、会社としては大問題になるからである。
採用となる可能性は10中3分ぐらいだろう。ボツの場合は、このブログに報告せず、本件終了とする。
本件の顛末を該紙の購読者として見守ります。
私的には本件は、該紙に対する【ひとつの踏み絵】と
位置付けています。
「声」欄担当者は、こんな厄介な投書は、彼の一存でボツにすれば、それで終わりです。上層部に報告することも必要ない。したがって、ボツになる可能性が高いと見ています。。
仰る通り、朝日新聞とすれば
「厄介な投書」であり、担当者と
すればその一存で「闇から闇へと
葬る」ことは容易いとは思います。
されど、「須く投書は担当部署全員で
読み廻して、掲載するか否かを合議
で決定する」のが朝日新聞【声】欄の
基本姿勢と聞いています。
臭いものに蓋をするが如き対応を
同紙がした場合、しかも頑固爺さん
の今回の投書が正鵠をうがっている
内容であるがゆえに、その顛末は
私にとっては大きな意味があります。
その意味で【踏み絵】と云う時代
がかったwordを使った次第です。
投書の採用・不採用を合議で決定するのであれば、この件は確かに「踏み絵」です。