Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

パッキング

2008年04月03日 | 旅行・出張
一週間程度の出張でもスーツや着替え、それにPCやキャメラ、ACアダプターに充電器などで結構な荷物になる。どうしても必要な用具は仕方ないとして、嗜好品などの荷物は出来るだけ小さく軽量にする工夫が必要だ。またその工夫自体が楽しかったりする。ワシはホテルの部屋で朝晩、PCをやりながらコーヒーを飲みたくなるのだが、ホテルの備え付けの湯沸し器やコーヒーメーカーをどうしても使う気がしない。内部のヒーターは錆びて緑青のような塊がこびり付き、隅々までよく洗われていないのだ。こんなんで湯を沸かすと重金属も一緒に溶け出してきそうな雰囲気だ。そこで折りたたみ式セラミックヒーターと300ccのチタンマグカップを常備することにしている。マグカップにはインスタントコーヒーに砂糖スティック、植物性油脂ミルク、匙などを突っ込みネット巾着に入れて運ぶ。240V電圧の欧州では、小型ヒーターでも冷蔵庫で冷やしていたミネラルウォーターをものの1分程度でグラグラと沸騰させることができるのだ。沸騰する泡を見つめながら思い出すのは30年前の昔に観たアメリカのTVドラマ。ランチタイムにオフィスでサラリーマンがマグカップにヒーターを投げ込み、ホットドッグの両端に電極棒を差し込んでインスタントに食事準備するシーン。手品でも見ているかのような驚きがあった。
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