Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

映画鑑賞

2009年08月13日 | Weblog
盆休みの中盤、前売り券を購入しながら時間の都合で見逃していた映画を観に南町田のグランベリーモールへ。普段は出張の機内で数え切れない映画を観ているが、映画館へ足を運ぶのは久しぶりのこと。これでも学生時代は年間300本以上を映画館で観ていたのだ。今回観たのはディズニーアニメの「ボルト」。PIXARのフルCGアニメ。本当は嫁さんの誕生日に行く予定だったのだ。子供が多いであろう昼間の3D上映や吹き替えは避け、夜の字幕の上映時間を選ぶ。映画のストーリーは兎も角として、CG表現の手法や演出を仕事の立場で観てしまう。アニメチックにデフォルメされたキャラクターの表情や動きは手馴れたもので台詞と口パクの動きも自然。唯一気になったのは背景表現。アニメタッチの世界観でありながら所々にリアルなモデルや描写が見え隠れする。担当チームの違いと言えばそれまでだが、リアル志向の表現とアニメ表現の世界観のバランスの模索と迷いが見て取れる。時間と経費の関係もありとことんのリアリスティックな表現は現実的で無いにせよ、ここでの部分リアル志向はスタッフの遊びであり本気ならここまでの表現は軽いということのアピールなのかも知れない。そして映画本編以上に驚いたのは入場者数。200名収容の中規模スクリーンで鑑賞したのだが、観客は我々を含めたった10名。映画は封切2週間経っていない。鑑賞するには快適だけれど大勢の観客の中で見る醍醐味はすでに過去のものなのか。
コメント (2)
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