Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

ワクさん(あるいは遊星王子)

2018年05月18日 | 修理・工作・技術
昼休みに靴クリームを探す。サフィールかMモゥブレイのライトブラウンがあれば買おうと会社の近所を徘徊する。しかしお目当ての品は見つからず。帰宅途中に立ち寄ったダイエーの靴チヨダにもなかった。週末に革小物の手入れがしたかったので諦めて店頭に置かれていたLEICAという会社のクリーム(チャ)を購入してみた。帰宅して早速、身の回りのブラウン系の革製品にクリームを使う。クリームは伸びが良く粘度もそこそこあり塗りやすい。ウエスで拭きあげると上品な光沢でしっとりと輝いた。知らないブランドではあったけれど良いクリームだ。何より有名品に比べ値段も7掛け程度で求めやすい。ちょっと気になったのでLEICAを調べてみた。創業は昭和3年の老舗らしい。会社のロゴに筆記体もあるようだが独逸の光学機器メーカーのそれと似すぎていて困る。次の機会あれば今度はLEICAのクリーム(クロ)でも買ってみよう。


余談「ワクさん」とは。(1998年に開設していたウェブサイト「齋藤秘密研究所」記事より)

「イカスぜ遊星王子」
昭和30年代のTV創生期に放送された子供向けTVドラマ「遊星王子」。このヒーローのお間抜けさ加減は半端な言葉では語れない。全編シビレまくりなのだ。我が目を疑うアクションとストーリー展開、並みのヒーロー物とは一線を画する出来だ。自らを「遊星から来た男」と名乗っているが、何処の遊星かは不明。また何故地球に来たのかも説明がない。あるいは誇大妄想の変人かも知れない。この王子は日頃は孤児の子供2人を従え”靴磨き”として街角に出没し何処かに悪事がないか情報収集に励む。子供からは”ワクさん”と慕われている。変身後は「遊星王子のおぢさん」と呼ばれる。この王子の特徴はいつも目つきが悪く行動が不自然な事だ。中腰で敵のアジトや警察内部をこそこそと探る。知らない者が見れば、王子が一番怪しい奴と思う。そして何より不思議なのは、変身後も顔丸出しなのに周りの者はワクさんとは気づかない。

<遊星王子必殺技>

・テレポーテーション:ポ~ヨ~~ンというなんともヘンテコなジングルSEとともに、もやもやとテレポートする。

・テレキネシス:「タアッ」の掛け声一発でまわりを囲む悪者はなぜかその場に倒れる。

・格闘:悪者との格闘シーンもすごい。相手に触れるか触れないかのうちに相手はバタバタ倒れていく。最後はいつも足を一歩前に踏み出したヘンテコな決めポーズ。

・オープニングでの決めポーズ。このアクションが王子の全てを物語る。アクションシーンはもちろん、動き全てがヘンなのである。なんかグニョグニョしていてシャープさがない。腰も安定せず、顔は怒っていて目つきが悪い。「ダアッ」とか「ヤアッ」と叫んで大口を開ける。観ていてこちらが恥ずかしくなる。

この遊星王子だが、演じるは村上不二夫さん。アフタヌーンショーのレポーターをやっていた人だ。「遊星王子」放送当時の芸名は三村俊夫だった。実はある事から研究員は村上さんのお姉さんとコネができ、なんと「遊星王子」のサインをGETできたのだった。色紙は今も大切に飾っている。

遊星王子

ところでこの商品紹介文はワシの上記記事を丸パクリされてます。まんだらけ札幌店
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