Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

異形の白昼 恐怖小説集 ちくま文庫

2014年03月27日 | 書籍・映画・音楽
ネットをぶらついていて東日本大震災や阪神淡路大震災の直前に件(くだん)の目撃情報が多くあったと知る。件とは身体が人間で頭部が牛の生き物で歴史上では大凶事の前兆として目撃されるらしい。そしてこの話を聞いて思い出すのは小松左京の「くだんのはは」なる短編。このときの大凶事は第二次世界大戦だった。学生時代にむさぼり読んだ小松左京の文庫本は全て京都の実家に置いてきた。久しぶりに読み返したと思っていたところ本屋で面白い短編集を見つける。筒井康隆編纂で13作品が収録されており同作品も収録されていた。不思議とこういう「引き」は強いとつくづく思う。 件目撃
怪談
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一、創造の追及 一、未来へ... | トップ | The Glass Menagerie »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

書籍・映画・音楽」カテゴリの最新記事