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3年前、出張先でベトナム料理のフォーを初めて口にしたとき、麺の上にトッピングされた香菜(シャンツァイ)を知った。初めは香りがきつく独特のクセもあったので好きではなかった。しかし出張同行者がことあるごとにタイ料理屋などでもシャンツァイをオーダーするので、つられて口にするうちに普通に食べられるようになってきた。聞いた話では、好きな人はボウル一杯のシャンツァイをモリモリ食べるらしい。日頃の食生活ではシャンツァイとの接点はなく、そうなれば好きではないが何だかあのクセのある香りが懐かしく思うようになった。そこでネットで調べたところ、家庭菜園で簡単に栽培できることがわかった。早速、種を入手し一晩水に浸しベランダのプランターに蒔いたのがこの夏休み初日のこと。約一週間で発芽を確認、これからの成長が楽しみとなる。因みに英語ではコリアンダー、タイではパクチー、和名はコエンドロ、或いは「香菜」(こうさい)、中南米ではシラントロ。海外でこのシャンツァイを注文するとき、店員に通じなかった場合、これらの名前を次々と列挙することとなる。
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