黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

師走の新田荘歴史公園

2020-12-12 20:12:29 | 群馬県・東毛

暖かい朝でした

ひめちゃんと獅子丸は、諏訪神社の向こうの高台を歩きます。

おや、小次郎パパとタバサねーちゃんも、やって来ます。

お先に

 

獅子丸は静かに見送ります

彼の関心は別の所にあったのです。

獅子くんは、ブロッコリーが大好きです

道の脇にはブロッコリー畑です。

収穫が終わって、切り落とされた葉っぱに食い付くのです

近づかせないように、リードをしっかり持ちます

 

ひめちゃんは静かに情報収集です。

穏やかな朝でした

 

 

 

先日高崎の群馬県立歴史博物館に、日光裏街道の地図を求めて行ってきました。

せっかく行ってミュージアムショップだけではちょっとということで、企画展はありませんでしたけど常設展を見学です。

 

「世良田のにぎわい」というコーナーがありました。

左の像は新田義貞だったかな?

右は長楽寺の偉いお坊さんですね。

鎌倉幕府の御家人となった新田氏は、将軍から新田荘の地頭に任命され、世良田・別所・安養寺(太田市)などに代々の屋敷を構えて活動しました。

新田一族の徳川嘉末葉、承久3(1221)年に臨済宗の栄朝を招いて世良田に長楽寺を建立しました。臨済宗と天台宗を学べる道場として知られた長楽寺の住持には、当代随一の高僧が幕府によって任命されました。

長楽寺の門前には宿や一が立ってにぎわいましたが、正和年間(1312~16)の火災によって灰燼に帰してしまいました。この時、世良田の富裕層の代表である大谷道海とともに、長楽寺の再興に尽力したのが、新田氏の総領であった義貞でした。

 

そうだ、世良田の新田荘歴史資料館で長楽寺展をやっているはずだ。

新田荘歴史資料館に行こう

電話を入れると、「個人の場合は予約は必要なし、ただし検温があります。」とのことでした。

 

12月11日、よいお天気でした。

久しぶりの訪問です。

駐車場の歴史公園の案内図です。

とにかく最初に資料館に行きましょう。

 

まだ紅葉が少し残っています。

 

ここに来たら、まずこの方にご挨拶です。

こんにちは

駐車場はそこそこの入りでしたけど、ここは静かです。

検温をして入館料を払って見学です。

館内は撮影禁止でした。

ロビーでのビデオガイダンス、新田荘についての解説がとてもわかりやすかったです。

 

 

さて、公園内を少し散策です。

 

今を盛りのきれいな紅葉です

 

東照宮には寒桜が咲いています

初詣の幟も揚がってます

拝殿正面です。

もう初詣の準備万端という感じです。

何年か前に元旦に来ました。

あまりの長蛇の列に諦め、2日に出直しての初詣体験があります。

 

宮司さんがいるようです。

御朱印をお願いします。

何種類かありましたけど、基本的な御朱印をお願いしました

さて、黒門をでて、竜宮伝説のある蓮池に行ってみましょう。

 

蓮池は水が涸れそうだということでした。

さてどうなったでしょう。

 

蓮池への途中にも、見事な紅葉です

 

あ、水がある

しばらく前に来たときは、ほとんど水がなかったのです

渡月橋も水があってこそ、風景がさまになります。

南の池の小島も息を吹き返したようです。

 

北の池も水があります

こちらの池が竜宮伝説の池ですね

 

そばに説明板があります。

北の池は、底が竜宮に通じていて、何か必要なものがあれば、その品名を書いた紙を池に投げ込むと、水面が渦巻いてその紙を吸い込み、やがて忽然としてその品物が浮上するといわれていた。ある時寺に大行事があって、千畳張りの蚊帳を借りた。それは蓮の糸で織られた精巧な蚊帳だった。寺僧がこれを惜しんで返さなかったため、以来、いくら上を投げ込んでも、池の水面には何の異変も起こらなくなったという。

竜宮とのやりとりは、借りて返すという事だったのですね

北の池は白、南の池は紅の蓮の花咲いていたのですね

そのうちに蓮も復活するといいですね

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする