黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

黒柴軍団、ドイツ村に現る

2023-03-10 17:59:21 | 黒柴三四郎の独り言

暖かい朝です。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出ます。

復活した赤柴の老犬・プーちゃんの前を通って、高縄の摩崖仏裏を通ります。

真冬に姿を消したプーちゃん、どこかに避難していたようです

道なりに下って、岩神沼ではいポーズです

獅子くんは、よくしてくれたね

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

 黒柴軍団、ドイツ村に現る

 

 

07.3.17(土)

 デコちゃん

うららかな日だった

おとうたんとおかあたんは、「混んでるかもしれないけど、午前中に行ってスッキリしよう。」と、ドイツ村行きを決めた。

いつものようにみんなで行ってみると、ドッグランには誰もいなかった。

久しぶりに、大きい方で走り回った

おとうたんが、誰かが忘れていった大きなボールを見つけた。

おとうたんが蹴って、僕たちドッグファミリーが追いかけた

 

しばらくすると、ピンクの服を着たやせたちっちゃなヤツが出現した。

 

僕とサマンサは、小型犬用のランに入れらた。

おかあたんは「逆じゃないの!」と言った。

 

ナナちゃんは、おかあたんにくっついて離れなかった。

 

小次郎は、さっそく挨拶して追いかけっこを始めた

その子は見かけに反して足の速いこと、小次郎は常に追いかけていた

おかあたんが飼い主に聞いたところでは、デコちゃんというボストンテリアの女の子で、走るのとボールが大好きだそうだ。

さすがの小次郎も息切れ始めたので、帰ることになった。

僕たちが帰る準備を終えると、デコちゃんは小型犬用のランで飼い主と走り始めた。

息切れしていない

恐るべしデコちゃん

 

 

 

07.4.15(日)

 千本桜

日曜日のお昼近くだったので、ドッグランは混んでいた。

僕たちと同じ柴犬も、いくつかいた

 

小次郎は、早速走っていった。

サマンサも、遠巻きながら近づいていった。

七海はおかあたんのそばにぴったり、僕はおとうたんに抱えられて待機した。

 

 

しつこく小次郎につきまとうヤツがいた

さすがの小次郎も、反撃した。

ちょっとトラブッたけど、次々新しい子が来るので、そんなことこだわっていられない。

今までで、一番混んでいたかな

お昼過ぎても貸し切りとはならず、千本桜を見て帰ろうということになった。

ゲートを出るとき、受付のおじさんは「毎日会ってますね 」だって。

ゲートを出ると、人人人の海、サマンサは狐になってしまった

先週は早めだったのに、花びらがちらほら

また「何犬ですか?」「四匹も飼えていいねえ!」などなど。

何でこんなに人間がいてるんだろう

 

 

 

07.5.5(土)

 ヤマト君

いつものように、みんなでドイツ村に行った。

今までにない、混みようだった

今日はこどもの日という全国的にお休みで、ライブやらアンパンマンショーとかがあるんだって。

今までにない混みようで、下の駐車場にやっと入れた。

入場券も、おかあたんと七海が、しばらく並んでやっと買えた。

人、人、人で歩くのも大変

 

ラマのさくらや羊の所も寄らずに、ドッグランを目指した。

やっとの事でランに到着して、プールの方の木陰に陣取る。

小次郎はいつものように、あっちこっちに顔を出して、よその家のカメラに収まっていた

 

グリーンのハーネスの黒柴くんがいた。

川越から来たヤマト君だ。

体型は七海にそっくり、彩りは僕に似ている。

おとなしくて、ちょっと出歩くほかは、飼い主山の傍にいた。

どこかのランで、ラブラドールに耳をかじられたことがあるという。

七海とほほえみ合ったり、サマンサや小次郎と追いかけあった

 

そのうちおとうたんは、プールに水をため始めた。

そしたら、みんな集まってきた

シベリアンハスキーの女の子、黒いラブラドール、赤芝くんなど。

 

 第三次世界大戦

夜、七海が家の中に入った時のこと、サマンサがちょっと文句を言った

それに対して、七海が言い返した

その声は、「まるで第三次世界大戦が始まったようだ」と、おとうたんは言った。

 

 

 

07.5.6(日)

 ニオイ散らし

小次郎は、ここ何日か用を足した後、後ろ足で自分のニオイを飛ばしている。

僕やサマンサもするけど、いつからか記憶にない。

七海は、たぶんしない。

おかあたんは、「明らかに何かの成長のめやすだ。思春期になったのかな」と言う。

まだまだ、僕の散らす土の量には及ばないけど。

今日は激しい雨だ

夕方のお散歩、心配だな

 

 

 

07.5.13(日)

 ためいき(七海の独り言)

「は~あ!」と、アタチは深いため息をついた

でも、おとうたんはどんどん進んでしまう

小次郎も三四郎もサマンサも「帰る!」とは言わない。

おとうがお休みの日は、いつも遠出だ

日もけっこう昇っているので疲れる

 

かあたんに、アイコンタクトでだっこをせがむ

おかあたんの右手に前足をかけ、ヒョイと体重もかけて後ろ足を、左手で支えてもらう。

今朝も、幼稚園の隣の城跡の山に入っていく。

山道に入ると、落ち葉が気持ちいい

ちょっと歩いてみる。

アタチが歩き始めると、三四郎が一緒になった。

日の当たる畑道に出ると、彼は座り込んで動かなくなった

抱っこしてもらいたいのだ。

最近変だぞサンチロウ

おとうたんは、「ナナちゃんおいで

こうゆう時は、サマンサは攻撃してこない。

小次郎を真ん中に3名で歩く。

 

 

 

07.5.19(土)

 やっぱりおいでになりましたね

朝方、雨が降った。

今日は「お出かけないかな?」と心配したけど、おとうたんは「行ってこよう!明日は出張で行けないから。」

 

ドイツ村に着くと、いつもより車は少ない。

入場口の売店から、顔見知りのおじさんが出てきた

「やっぱりおいでになりましたね。」

小次郎は、ちゃっかりなでなでしてもらっている

ドッグランに行く途中、後ろから来た七海は、赤芝の子と挨拶した

飼い主は、「滅多にないことなんですよ いつもは、ほかの犬に飛びかかって喧嘩を売ってしまうんです

ランには、誰もいなかった

 

 

 

07.6.12(月)

 蛍を愛でるサマンサ

サマンサは、不満のメタケビをあげた

「今日、家の中にあたちだけ入ってない こんなの有り

ナナ・コジの夜のお散歩が終わって、みんな砂肝をもらってお休み宣言が出された後のことだ。

 

おかあたんは仕方なく、彼女を連れ出してくれた

と言っても、ナナ・コジと同じに、本家の田圃を一周するだけのことだけど。

 

帰り道、家の裏で蛍が2匹飛んでいた

サマンサの目に、はっきり映った

「取りたい!」と飛びついたけど、無理だった

ナナ・コジには、おとうたんが「ナナちゃん、コジちゃん、蛍がいるよ!」と言っても、反応なしなんだけど

 

ここいらは、昔、蛍がたくさん出たんだそうだ。

ある年、かつてないほど、蛍の乱舞というにふさわしいくらい出た年があった

その年を境に。めっきり減ってしまった

蛍の川が壊されたのだ

僕が生まれる前の話だけど。

 

 

 

 

2007年の春から夏にかけては、4名の黒柴軍団で、赤城南面のドイツ村のドッグランによく行ってました。

やはり、一番若い小次郎が、遊ぶのも一番上手でした。

七海&小次郎は、プールでも遊びました。

三四郎&サマンサは、プールに入ったことはありませんでした。

 

 

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「チックンに行く」と言ってお出かけ(小次郎、初めての冬)

2023-03-07 19:53:23 | 黒柴三四郎の独り言

昨日の夕方、ひめちゃんは、左側に体を傾けてお散歩しました。

遠出せず、早々に引き上げました。

どうも変です

七海ママは、高齢になって、脳の異常と言うことで、動物病院に駆け込んだことがありました。

まさか

急いで動物病院に行って、診てもらいます。

左手の親指の爪が剥がれかかっていました。

そういえば、最近よく舐めてました。

運良く、その場で剥がれて、痛み止めの注射をして、5日分のお薬をもらいました

 

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

 「チックンに行く」と言ってお出かけ(小次郎、初めての冬)

 

06.10.15(日)

 小次郎、噛まれる

小次郎は、僕に噛まれた

ミニドッグランで、僕と七海と小次郎で遊んでいた。

小次郎は、昨日追いかけっこして遊んでやったせいか、ちょっと遠慮がなくなっていた

僕が楽しみにして穴掘りしている物干し台の根本を、一緒に掘り始めた

ちょっと不快になり、ガブッと首なし事件をやってしまった

 

彼は大声で泣いた

小次郎はランを出る騒ぎになり、七海も一緒に帰ると言い出した

 

 

06.10.16(月)

 ナナちゃんの砂肝取った

小次郎は、昨夜戻した。

ちょっと体調が悪いらしい。

おかあたんは、今日は硬い物を与えないようにしていた。

おやつの袋の裏にも、「3月未満の幼犬には与えないでください」とよくあるけど、小次郎は時々手に入れて食べている。

ナナちゃんと小次郎は、夜のお散歩に行った。

戻ると、いつものお夜食で砂肝が配られる。

小次郎だけは、ササミだった。

順番にもらったあと、小次郎はナナちゃんから砂肝を奪った。

ナナちゃんは、おかあたんに、「取られちゃった。またちょうだい!」

小次郎は炬燵の下に潜り込み、食べている。

三ヶ月未満の幼犬なのに。

さんざん暴れ回って、ふかふかの長座布団を占領して寝ている

 

 

06.10.27(金)

 ナナちゃん、どうしてここにいるの ?

晴れて暖かい午後だった

おかあたんは離れを開け放して、作品展とかの追い込み中であった。

ふと気が付くと、七海がニコニコして離れに入ってきた

「ナナちゃん、どうしてここにいるの ? 」

おかあたんは、一瞬なにが起こったか理解できなかった。

 

「小次郎はどうしたかしら ? 」

七海を抱き上げて、ミニドッグランを見ると一人で遊んでいる。

「ナナちゃん、すぐお散歩に行くからね。お支度するまでランで待ってて

おかあたんは、脱走箇所を発見した。

水桶の近くで、かつて僕がほった隣が、しっかり掘られていた

小次郎は、よくも脱走しなかったものだ

とりあえず、傍にあった植木鉢でふさいだ。

この事件で、僕とサマンサは、今日はランに出してもらえなかった

 

 

06.10.29(日)

 それぞれが、自分がかわいいと

晴れて暖かい日だった

おとうたんは、僕におやじ臭がすると気にしていた

 

久々に、みんなドライシャンプーをしてもらった。

午後のお散歩は、みんなそろって糸井牧場の東廻りコースだった。

 

帰り道、学習塾の所まで来たとき、「かわいい!」の声がした

経営者の、太めのおばさんだった。

子供もいた。

みんなぞれぞれ、自分が「かわいい!」と言われたと思った。

みんな機嫌良く、家路を急いだ

 

 

06.11.4(土)

 話が違うぞ

午後、珍しく僕とサマンサは家の中にいた。

七海と小次郎は、それぞれのサークルでお昼寝していた。

 

おとうたんとおかあたんは、今日の外出について話していた。

聞いていた僕は、「話が違うぞ」と思った。

今朝、おとうたんは、七海と小次郎を連れて出かけるとき、「チックンに行ってくるね」と言った。

おかしいとは思った。

だって、この間も、同じこと言ってでかけたのだから。

 

実は、七海と小次郎は、ドイツ村というところに行ってきたのだ。

ドイツという国の町並みや生活を再現したテーマパークとかで、ドッグランもあるんだって。

そのドッグランは込んでいた。

小次郎はリードを離してもらうと、すぐに近くにいた小型犬たちと遊び始めた

七海も誘われたけど、ウゥーと歯をむき出しにしてしまい、おかあたんに抱きかかえられた。

小次郎は、けっこう他家の子供たちと遊んだ

七海はしばらくして、やっと胡麻柴ちゃんと鼻をつき合わせてみただけだった。

三つ子の魂百まで、ちっちゃいうちの体験は大切だ

 

 

06.11.21(火)

 よい子のふり

「よい子のふりをするのは大変だったろう。」と、おとうたんは小次郎に言った。

夜、台所でのことだ。

今日、七海と小次郎はシャンプーに行ってきたのだ。

小次郎は、爪もきれいに切ってもらっていた。

よい子だったらしいのだ。

家では、ますます凶暴になっているのに 

 

出かけるとき、サマンサは抗議した。

「何でまた七海と小次郎なの

おとうたんは、「チックンに行くんだよ

サマンサは、納得していなかった。

 

帰りに、焼き芋屋さんに寄った

焼き芋屋さんのおばさんは、おかあたんの車を見て、頭の上で手を組んで丸を作った。

いつもお芋を買う人なので、ありますよと合図したのだ。

でも、理解してしまった。

焼き芋いつも買ってくれるおばさんちは、犬も食べているのだと。

もちろん、僕とサマンサもおやつにわけてもらった。

 

 

07.1.3(水)

 小次郎スーパードッグデビュー

七海と小次郎は、おとうたん&おかあたんと、ジョイフルホンダに行った。

カートに乗って店内を散策、「かわいい黒柴ちゃん」と、手が何本も出てきた。

小次郎は少し緊張して、乗り心地はいまいちだったようだ。

ナナちゃんは2回目なので、身を乗り出してその場の雰囲気を楽しんでいた

 

 

07.1.5(金)

 真冬のドイツ村

七海と小次郎はお出かけた。

「チックンに行く」と言っていたけど、実はドイツ村に行って来たのだ。

そこは、車で15分くらいの所にあるテーマパークで、ドッグランもある。

おとうたん&おかあたんは、なんと年間パスポートなるものを購入した

何度も行くつもりらしい。

真冬のこととて、たぶんワンコはあんまり来てないだろうから、僕とサマンサも連れて行こうかという話も出たけど、ちょっと心配だからということで、チビズだけで出かけた。

予想通り、ドッグランには誰もいなかった。

小次郎は、輪くぐりや段飛びもこなした

ドッグランの遊具を使って遊べるのだ

アスリートとかいうのかな。

七海はなぜか覚めていた。

ランを出てゲートに向かっていると、服を着たボルゾイを二頭連れたおばさんと出会った。

「お帰りですか?」

今日はほんとにワンコがいなかった。

 

 

 おさらがはずれた

夕方、おかあたんとサマンサが裏の道に出ると、おとうたんと男組(僕&小次郎)と七海がいた。

だいぶ前にお散歩に出たはずだったのに。

「ナナちゃんが歩かない」と。

サマンサが来たので、七海は頑張って歩いたけど、いつもの草むらまで来たとき動けなくなった

MUUHOUSEから約500mくらい、七海が歩いて戻るのは無理ということで、サマンサとおかあたんは車をとりに戻った。

サマンサは、またお散歩のやり直しをするからと説得された。

 

七海を連れてMUUHOUSEに戻ったおかあたんは、動物病院に電話した。

幸い今日から診療していた

七海を連れて急いだ。

 

病院の先生は、七海の左後足を、やさしく丹念にさわった。

「おさらがはずれてました。今入りましたよ

「え、そんなに簡単に入るものなんですか ? 」

「先天性の場合もありますが、今までなかったので何かの力が足にかかったのでしょう。痛み止めの注射をしておきます。それから習慣性にならないように三日間お散歩はしないでください。」

小次郎は、七海に遊んでもらえなくなった

 

 

07.1.22(月)

 納豆事件

ここ一週間スーパーから納豆が消えた

でも、昨日ダイエットに効くというのはうそだとテレビで言い出した。

おかあたんも、「さくらもーる」に行ったけど買えなかった

 

 

 

三四郎も小次郎も、7月生まれでした。

6歳の年齢差があったので、順位を争っての喧嘩はありませんでした。

子どもの頃の小次郎は、案外イバリンボだったようです。

後年、落ち着いておとなしいパパのイメージとは、ちょっと違う、元気な自己主張する子供だったようです。

 

赤城南面にあったドイツ村には、よく行きました。

初めは、七海と小次郎で行って、そのうちに、三四郎・サマンサも行くようになりました。

07年秋のドイツ村のドッグランでの、七海と小次郎です。

 

 

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小次郎がやって来た

2023-03-04 20:59:33 | 黒柴三四郎の独り言

昨日、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、久しぶりに常広寺に行きました

開基・本橋院殿の供養塔と隣の六地蔵さんのお花を取り替えてきました。

暖かい日でしたけど、日陰は寒かったです

本橋院殿の供養塔と六地蔵さんには、昨年、銅板葺きの屋根がつきました。

まだ、「あかがね」の屋根です。

銅って、本当に「あかがね」です

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

 小次郎がやって来た

 

 

06.9.9(土)

 小次郎がやって来た

「三四郎、ただいま! 小次郎だよ

「サマンサ、ただいま! 小次郎だよ

「ナナちゃん、ただいま! 小次郎だよ

 

昨日の晩、おとうたん&おかあたんは、子犬を連れて帰ってきた。

聞くところによると、おとうたんは助手席でずっと小次郎を抱いてきたとか。

 

時間がちょっと遅くなっていたので、先にご飯が配られた。

小次郎は、小さなサークルに入れられた。

小次郎のご飯は、ふやかさなくてはならないので時間がかかる。

「早く寄こせ、腹減った」と、かすれた声で叫んだ。

たった一人で生まれた家を出て、Fさんとこで二晩過ごした。

夜泣きのしすぎで、声がかれてしまったようだ。

昼間から家の中に待機していた七海は、ちょっと威嚇している

でも、急にお姉ちゃんになったみたいだ

 

今朝、七海は、お腹の赤い傷が直らないのでお医者にいった。

そして、そのまま家の中にいた。

 

小次郎とおしりのニオイをかぎあったりしてしだいにうち解け、遠慮がちに追いかけっこしている

小次郎も、だんだん七海の後をついて回り始めている

 

 

06.9.16(土)

 大きくなったね

小次郎は、一週間ですっかり大きくなった

しわがれ声も直り、時には大騒ぎしている

七海は、小次郎の教育係ということで、一日のほとんどを家の中で過ごしている。

2人のプロレスゴッコは、サマンサが心配するほど激しい

例の知育グッズのボールも、銜えて振り回したり、追いかけたりしている。

ぬいぐるみはもちろん噛んだり、振り回したり。

靴下も見つけ出して、ひっぱりっこしている。

 

オシッコも、だいたいシーツの上で出来るようになった。

今日あたりから、ウンチもシーツの上にしている。

 

 

06.9.20(水)

 あたち、満足よ

朝、七海は、おとうたんをおかあたんと一緒に送って来た。

帰りは、僕とサマンサが、連れていってもらった

 

おかあたんは、お使いがあると言って、スーパーに寄った。

僕たちは、車の中で待った。

込んでいて、ちょっと不安だった。

間もなく、両脇にも車が止まった。

でもみんな忙しいのが、僕たちに関心を寄せる間もなく、お店に吸い込まれていく。

おかあたんの姿が、やっと見えた

サマンサは、ほっとした表情を見せた

 

おとうたんの職場に着いてメールしようとしていたら、本人が現れた。

僕たちは歓迎した。

車から降ろしてくれて、ちょっとだけお散歩してくれた

車に戻ると、サマンサは後ろの座席からおかあたんに、「うれしい、あたち今日は満足よ」と 何度もキッスをした。

 

 

06.9.24(日)

 初めての本格的早すぎるお散歩

昨日の朝、小次郎は、往きはおとうたんに抱っこ、帰りは自分で歩いた。

七海がウンチを済ませるとUターンしたので、さほどの距離ではなかったけど。

 

そのあと、美容院に爪切りに行ってきた。

七海も付き添いで行った。

猫の爪のように恐ろしく伸びていたので、みんなほっとした

家では威張りまくりだけど、この時ばかりは震えていた。

帰りの車の中でも、しばらくは震えたままだった。

 

七海は、「ナナちゃん、今度ね」と言われて、ちょっと拍子抜けしたみたいだった。

今朝は、おとうたんが、「めんどくさいからみんな連れていこう」と提案した。

小次郎は行く気満々だ

 

みんな準備が出来て、裏の道に出た。

おかあたんと僕とサマンサが第一組、おとうたんと七海と小次郎が第二組だ。

小次郎はリードに絡まりもせず、最初から上手に歩く

おかあたんは、「まだ2回目 のワクチン接種も済んでないし、蚊も心配だからすぐに帰ってね。」と言った。

ところが、小次郎は抱っこもされず、短い足で大地を踏みしめ歩いてくる、どこまでも

ハアハア息を切らしながらも、抱っこを拒否した

サマンサも、うれしそうだ

群として行動する本能のめざめか ?

ついに完走した

 

 

06.10.3(火)

 僕の缶詰、少ない

ナナちゃんは、また皮膚炎のお薬をのんでいる。

犯人は、小次郎の爪と牙だ。

おかあたんが心配したとおり、また皮膚炎になってしまった

 

でも、七海は小次郎をかわいがっている。

さてそういうわけで、お薬を飲んでもらうため、子犬用缶詰に混ぜるという方法がよくとられる。

七海だけ缶詰ご飯というわけにもいかず、みんなにも少しずつトッピングしてもらえる

「三四郎、サマンサ、七海、小次郎。」と配られても、小次郎は自分のは見ようともしない。

七海のとサマンサのを比べている。

「ナナちゃんの方が多い

自分のをみて、「僕のは少ないよ」とおかあたんを見上げた。

 

 

06.10.9(月)

 おかあたんが付いていながら

おかあたんが付いていながら、僕のお部屋はテラスの端に移動させられてしまった

小次郎のお部屋を作るということで、西からサマンサ、七海、小次郎、僕という順に並ぶことになった。

 

サマンサのお部屋の西側には大きなよしずがかけてある。

東は僕に守ってほしいんだって。

 

昨日おとうたんおかあたんは小次郎のサークルを買いに行ってきた。

今日、秋晴れの午前中、僕と七海と小次郎はランに、サマンサはおうちの中に入った。

その間に、テラスの大掃除と大改造が行われたのだ。

 

そしてなんとおかあたんがついていながら、僕のお部屋はテラスの端に移動させられてしまったのだ

「三四郎が一番大好きだよ」と、いつも言っているおかあたんがついていながら。

僕はサマンサが来たとき、ショックでお散歩に行っても歩けなくなった。

おかあたんは「三四郎が一番すきだよ」と言って、抱っこしてお散歩してくれた。

さすがに三頭目の後輩ではすねているわけにもいかず、当たらず触らずにしているけど。

サマンサのサークルが組み立てられている時、嫉妬に狂った僕は自分のサークルから抗議しようとして鼻をつっこみ抜けなくなった

おとうたんにやっと抜いてもらったけど、骨が折れたひびが入るかして腫れた。

その後収まったけど、鼻筋は通らなくなった

 

もやしっ子の小次郎は、初めてミニドッグランでいっぱい遊んだ。

僕が近づくと、七海は心配そうに中に入る。

夕方は、みんなでお散歩に行った

 

 

06.10.12(木)

 新しいおうちだじょ~

昨日、小次郎はついにおうちを買ってもらった。

ミニドッグランにある古いのでもという意見もあったけど、おかあたんはセキチューでカナディアン風とか言うのを買ってきた。

組み立てがけっこう大変で、薄暗くなってからやっとできた。

朝のお散歩から戻って、自分のお部屋に新しいおうちがあるのを見て、小次郎はうれしそうだった

誰かのお古ではなく、誰とも違うみどりの屋根のおうちだもの

 

 

 

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空白の20分

2023-03-01 20:11:45 | 黒柴三四郎の独り言

暖かい朝です。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出て、山上城跡公園を歩いてきました。

浅間山の雪も溶けかかってます。

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

空白の20分

 

 

06.6.5(月)

 ビーちゃんと15匹の猫

朝、おとうたんを送ったおかあたんは、久しぶりにアライ農園に寄った。

無農薬のお米を買うためだ

ビーグルのビーちゃんは、相変わらずスリムなバディで元気そうだった

ふと、子猫が目に入った。

それもウジャウジャ

この前寄ったとき、ビーちゃんの廻りには3匹の猫がいた。

全部♀で、みんな同時にママになったらしい

3匹の親がそれぞれ4匹ずつ生んだので、15匹になったそうだ。

ビーちゃんは犬だから、パパではない。

パパは?

「猫は嫌いではないけど、これ以上増えるとね」と、ビーちゃんのママは顔をしかめる。

 

 

06.6.8(木)

かわはぎ

泣きそうで、なんとかもっている空だった。

午後2時過ぎに、おかあたんは帰ってきた。

大急ぎで、みんなにお昼を配った。

ササミジャーキィとかわはぎの干物だった

大きな干物(実は小さなのをいっぱい合体させている)を、半分に切ったのが配られた。

 

みんな悪戦苦闘して食べていると、生協さんの配達がやって来た

「噛むのが大変そうですね。」

「かわはぎの干物を食べているんです。」と、おかあたん。

人間もかわはぎの干物を食べるそうだけど、僕たちがおいしいけど苦労しているのわかったかな。

折から、小雨が降り出したし、配達時間が遅れているので、彼は遊ばないで帰ってしまった

 

サマンサとナナちゃんは、お座りして舌なめずりして、もっとちょうだいをした

 

 

06.6.15(木)

 ニナちゃん

ナナちゃんは、シャンプーに行った。

今回は、僕とサマンサはお留守番だった。

おかあたんだけで帰ったので、サマンサはちょっと心配した。

「七海は捨てられてしまったのかな」と。

 

1時間ほどで電話があり、おかあたんは迎えに行った。

お店の中のゲージに、ちっちゃな白いチワワがいて、しきりにシッポを振っていた

ナナちゃんは、おかあたんを満面の笑顔で迎えた

チワワが気になったおかあたんは、ナナちゃんと一緒に「こんにちは」をした

「女の子ですか ? 何ヶ月ですか?」

「はい。3歳くらいです。」

「お名前は ? 」

「ニナです。」

その下のゲージには、交配のために預かったというダックス。

レジ脇のソファには、フレンチブルドッグの女の子がいた。

 

折から雨が降り出した

せっかくシャンプーしたのに、夕方は、ぬれぬれのお散歩になるのであった

 

 

06.6.22(木)

皮膚炎になっちゃった !

最近、かゆかった

おとうたんは、変だと思っていた。

おかあたんは、今日僕が夕方のお散歩中にゴロンした時、愕然とした

僕の口のあたりが、ハゲ始まっていたのだ

あごだけでなく、上唇まで始まっていた

なんとしても、お医者に行かなくては。

昨日に続いて、またいしはら動物病院に行くことになった。

 

おとうたんのお迎えにいって、最短距離を捜して急いだ。

今日はタイミング良く、すぐ診てもらえた

虫が付いていることもあると、口にテープがつけられた。

はがして顕微鏡でみてもらったけど、いなかった。

ウィルス性のものらしい。

ナナちゃんがなったのと同じみたい。

背中に2本注射されて、かわいい猫の絵の袋に「三四郎さま」とかかれたお薬をもらった。

今夜は、缶詰ご飯だ

 

 

06.6.26(月)

 お薬たべてまふ

おかあたんは、缶詰ご飯も何日も続くと、僕が食べなくなると考えた。

今朝から、卵ご飯にお薬が混ぜて出された。

ちょっと苦いけ、何故か食欲が出て僕は食べてしまった。

かゆみも収まった。

お薬たべてまふ

 

 

06.7.4(火)

 空白の20分

実はサマンサは5月18日の夕方、20分ばかり脱走した

生理の15日目で、きわめて妊娠の確率が高い日にである

ちょうどそのころ、どこの馬に骨ともしれないヤツが、フェロモンに誘われてやって来た。

サマンサやナナちゃんにとっては、あこがれの君ではなく、テリトリーの侵入者だった

おとうたんが居間のガラス戸を開けた途端、サマンサはすっとび出した

呼べど叫べどサマンサは帰って来なかった

 

おとうたんは、東の垣根の向こう側に、恐怖におののく♂犬のあらい息づかいを聞いた

 

サマンサは、南に走り去っていた。

おかあたんは念のため、レオくんやゴルビーの所を見に行った。

20分ほどして、南に追っていったおとうたんは、意気揚々と引き上げてくるサマンサと再会した

 

サマンサは先月の末、動物病院にワクチン接種に行った。

おかあたんは、この事件が気になっていた。

先生に話したら、7月初めに連れてきてと言われた。

 

そして、今朝おとうたんを送った足で、サマンサと寄ってみた。

まだ9時前に到着、一番乗りだった

先生はお腹を丹念に調べ、「赤ちゃんの心音も聞こえないし、お腹も大きくなっていない。交尾はしてこなかったようですね

空白の20分は、何もなかったらしい

 

06.7.8(土)

 シャンプー 

僕は、本当に久しぶりに、シャンプーしてもらった。

今朝お散歩の後、おとうたんにお風呂場に連れて行かれた。

換毛がなかなか終わらず、うっとうしい毎日だったのでうれしかった

「おやじくさい」なんて悪口も、聞こえていた

時間をかけて丁寧に洗ってもらって、最後に湯船に放り込まれた。

思わず、犬かきをしてしまった

その後、ミニドッグランに乾かすように連れて行かれた

 

続いてサマンサの番になった。

さんざん騒いだので七海が心配して、「サマンサ大丈夫??」と大騒ぎした。

お風呂から出てくる態度が急変した。

「ぶっころしたる

 

 

06.7.10(月)

 大脱走

夕方、おとうたんとおかあたんは車で家路を急いでいた。

レオ君ちの前まで来たとき、おとうたんは、はっとした

道ばたに、お座りしているワンコを発見したのだ。

「三四郎!」

車が止まった。

おとうたんが降りてきた。

「三四郎、速く車に乗って!」。

左後ろのドアが開いた。

僕は飛び込んで、いつもの指定席ハッチバックの上に陣取った

 

間もなくうちに着いた。

おとうたんが降りようと誘ったけど、僕は降りなかった。

おかあたんは、おとうたんをお迎えに出かけるとき、僕とサマンサをミニドッグランに入れていった。

僕は、フェンスの下をまたもや掘って、脱出していたのだ

サマンサは附いて来なかった。

よい子でそのままランにいた

 

おかあたんは僕のために、中学校の廻りをドライブしてくれた。

でも降りたくなかった。

しばらくして、みんなでお散歩に行くとき、仕方なく降りた

 

 

06.7.14(金)

 何者じゃ?

七海は吠えた。

カレンダーの犬に。

居間のカレンダーが6月のままだったので、1枚めくられたときのことだ。

おかあたんはマルチーズが写っている破られた1枚を、ナナちゃんに見せたのだ。

「は、何者?」身構えて吠えた

続いて首を伸ばしクンクン。

 

サマンサも見せてもらった。

「なあんだ。つまらん!」

冷静だった。

 

それにしても暑い

僕のお部屋の屋根には、日よけがのっていない。

サークルの上におとうたんが載せてくれた、よしずも破壊してしまっていた。

おかあたんが何度打ち水してくれたけど、焼け石に水だ

 

ちょうど梅雨時でテラスに傘がいっぱいでていた。

おかあたんは、それを広げてなんとか上の方に引っかけてくれた。

一応、僕の部屋は日陰になった

 

 

 

サマンサに何事もなくて、良かった

犬にも好き嫌いがあって、そうむやみに♂を受け入れるものではなさそうです。

 

いつまで、おとうさんの送り迎えをしていたのか記憶がありません。

よく頑張りました。

犬たちがいてくれて、元気をもらっていたのです

 

それにしても三四郎は、よく脱走していました。

獅子丸は、三四郎とは他人ですけど、行動パターンは三四郎を彷彿させるっことがありました。

 

暑い夏でした

もうじき、小次郎がやって来ます

 

 

コメント
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