三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

1万人の第九 ~やっぱ、素晴らしい!~

2010年12月10日 | 趣味その他
 5日の日曜日に大阪城ホールで開催された1万人の第九コンサートに1万人の合唱団の一人として参加しました。
 昨年に引き続き2回目であり、妻も一緒です。
 
 議会では、一般質問を9日に控えており、ばたばたする合間を縫っての出演ですが、この日ばかりは、終日コンサートに集中しました。
 昨年は、初めて参加した名古屋のOさんやまだ若手の西宮のNさんらと初めて出演した感動をそのまま2次回会場まで持ち込んで、肩を組ながらの再合唱となりました。
 今年は、2回目の出演で、ご近所で第九に出演されているご夫妻とささやかな祝杯をする約束をして第九本番に臨みました。
 
 (大阪城ホールに集まってきた1万人)
 2回目の出演は、昨年のような感動もなく比較的冷静に終わるだろうと自分なりに予想していましたが、何のことない、昨年と同じ感動を味わい、ご夫妻との祝杯も盛り上がって帰宅する始末でした。
 今年は、平原綾香さんがゲストで、ジュピターを初め観客を魅了する歌声に、いつの間にか頬を伝うものが・・・・。
 
 また、今年は、病に倒れた先輩や事故で亡くなられた先輩に思いを馳せながら、今こうして生きていることに感謝しながら歌わせていただくことができたと思います。

 総合指揮監督の佐渡裕氏のコメントが今でも忘れられません。
 「最近は、隣の人が誰なのかさえ分からないで生活している。そんな世の中だけど、人と人の繋がることの大切さをベートベンは第九を通じて教えている」
 
 200年前に亡くなったベートベンが、書き残した第九は、現代人に対して人の原点を思い出させてくれているのではないかと思います。
 
 (リハーサルの合間に休憩する合唱団)
 財政難の都市が多くなる中で、文化事業の予算が切り捨てられる市町が多くなっていると思いますが、これまで人が築き上げてきた文化には、余分なものは無いような気がします。
 合唱にしても歌を通じて一つになれる経験は、いろんな意味で人と繋がりあう大切さや一人では合唱できない。という当たり前のことを教えてくれます。
 
コメント
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