昨日8日(日)広域防災センターで第8回目の防災リーダー講座が開催されました。
この日は、兵庫県下で幅広く心肺蘇生の講習会や講演会を通じて「命」の大切さを訴えておられる冨原循環器科・内科 医師 冨原均氏の講演が午前中あり、午後からは、三木市消防署職員による心肺蘇生技術の習得でした。
午前の講演では、冨原先生が何故この取り組みに携わることになったのか、心肺蘇生の早い段階の必要性、心肺蘇生の歴史、さらに、神戸淡路大震災の医療チームとしての経験談や東日本大震災での取り組み紹介など熱意ある講演内容でした。
特に興味深かった話としては、心臓突然死の救命率にも地域格差があり、大阪であると市内の医療機関の充実から救命率は13%、西脇市などの医療機関が少ない地域では、4%程度になる。とのことでした。
したがって、心臓停止後にそれに気が付いた人が如何に早く措置を行うことができるかを教育していくことは、医療機関の少ない地域では特に必要な知識であり、救急車を呼んで病院に到着するまでに亡くなっている方が多いことも含めると心肺蘇生実施の役目はとても大きいと思います。
また、先生からいただいた資料によりますと、年間で約6万人が心臓突然死。それも自宅にいる方が7割だそうです。
家族に心肺蘇生が実施できる人が少なくとも2名おれば、心臓の突然の機能不全による突然死が少なくなります。
午後からは、心肺蘇生法の技術習得でした。2010年ガイドラインでは、人口呼吸よりも優先されるのは、心臓マッサージということのようです。
私たち受講生は、人工呼吸の方法も学び、心臓マッサージやAEDの使い方などを学習・取得しました。
AEDが作動しても心臓は直ぐには動き出さない。救急車が到着するまで、ひたすら心臓マッサージを1分間に100回以上し続ける。まさに命のリレーです。
訓練中の数分間のマッサージ、人工呼吸の繰り返しは非常に長く感じましたが、その数分間で人の命の生死が別れてしまうのです。受講生の真剣さが伝わってきました。
午前中の冨原先生の講演と心肺蘇生法の技術習得の組み合わせは良かったと思います。
この日は、兵庫県下で幅広く心肺蘇生の講習会や講演会を通じて「命」の大切さを訴えておられる冨原循環器科・内科 医師 冨原均氏の講演が午前中あり、午後からは、三木市消防署職員による心肺蘇生技術の習得でした。
午前の講演では、冨原先生が何故この取り組みに携わることになったのか、心肺蘇生の早い段階の必要性、心肺蘇生の歴史、さらに、神戸淡路大震災の医療チームとしての経験談や東日本大震災での取り組み紹介など熱意ある講演内容でした。
特に興味深かった話としては、心臓突然死の救命率にも地域格差があり、大阪であると市内の医療機関の充実から救命率は13%、西脇市などの医療機関が少ない地域では、4%程度になる。とのことでした。
したがって、心臓停止後にそれに気が付いた人が如何に早く措置を行うことができるかを教育していくことは、医療機関の少ない地域では特に必要な知識であり、救急車を呼んで病院に到着するまでに亡くなっている方が多いことも含めると心肺蘇生実施の役目はとても大きいと思います。
また、先生からいただいた資料によりますと、年間で約6万人が心臓突然死。それも自宅にいる方が7割だそうです。
家族に心肺蘇生が実施できる人が少なくとも2名おれば、心臓の突然の機能不全による突然死が少なくなります。
午後からは、心肺蘇生法の技術習得でした。2010年ガイドラインでは、人口呼吸よりも優先されるのは、心臓マッサージということのようです。
私たち受講生は、人工呼吸の方法も学び、心臓マッサージやAEDの使い方などを学習・取得しました。
AEDが作動しても心臓は直ぐには動き出さない。救急車が到着するまで、ひたすら心臓マッサージを1分間に100回以上し続ける。まさに命のリレーです。
訓練中の数分間のマッサージ、人工呼吸の繰り返しは非常に長く感じましたが、その数分間で人の命の生死が別れてしまうのです。受講生の真剣さが伝わってきました。
午前中の冨原先生の講演と心肺蘇生法の技術習得の組み合わせは良かったと思います。