久しぶりにブログ更新します。
監査委員に選任されて以来、監査委員研修などに参加して監査の重みや委員としての位置づけなどを勉強させていただきました。
先週の1日~2日にかけて名古屋で開催された研修会の講師として福岡市で監査事務局で6年間勤務された馬場伸一氏の「監査の実務」と題しての話が実に印象に残りました。
氏からは、阪神大震災を経験した日本において、既存の仕事のやり方は既に賞味期限を迎えており、行政のような「慣性の強い組織」で仕事する職員には、つらい時代を迎えている。というサワリからスタート。
高度成長は終わりを告げ、何でも経済が右肩上がりでお金で解決できていた「幸運な時代」は過ぎ去った。そこで、今は、政治と行政に規律と知恵が必要な時代=普通の時代になってきている。
そのような中、昔の時代を引きずっている行政職員は、不正な仕事(経理)を起し易く、全国で新聞ネタになっている職員がこれに該当する。と言うのです。
さて、監査は何故必要なのか?これをフリードマンと言う方が研究した事例を紹介。
市役所で流れているお金(税金)は、いったい誰のお金か?また、誰のために使うお金なのか?を縦軸と横軸に置き換えると、税金は、自分のもの、自分のために使うお金ではなく、他人のお金であり、他人のために使うお金に該当するので、多くの価値を得ようとする欲求とより節約しようとする欲求が最も弱い所に位置してしまう。
従ってここに、税金で仕事をする職員の欲求や意識の弱さから言って、節約したり、効用を最大化させようとする動機付けは非常に弱い。と言うことになる。
そこで、「監査」は、より経済的な行政を目指すためにも絶対に必要になってきます。
氏は、監査は、役所の「主治医」であり、嫌な事を指摘し健康体に戻すことが大きな役目であると締めくくりました。病気が蔓延しないためにも、「風邪」の症状から治すのが監査の役目と言うことになります。
日本の地方行政は、職員の定数削減などで、どこも仕事が忙しくなってきています。効率性、効果を求められていますが、忙しさの中で各種検査や審査は、必要不可欠なものになります。
私も、監査委員としての役を与えられる中、「会計」の勉強をする必要性に迫られています。
監査委員に選任されて以来、監査委員研修などに参加して監査の重みや委員としての位置づけなどを勉強させていただきました。
先週の1日~2日にかけて名古屋で開催された研修会の講師として福岡市で監査事務局で6年間勤務された馬場伸一氏の「監査の実務」と題しての話が実に印象に残りました。
氏からは、阪神大震災を経験した日本において、既存の仕事のやり方は既に賞味期限を迎えており、行政のような「慣性の強い組織」で仕事する職員には、つらい時代を迎えている。というサワリからスタート。
高度成長は終わりを告げ、何でも経済が右肩上がりでお金で解決できていた「幸運な時代」は過ぎ去った。そこで、今は、政治と行政に規律と知恵が必要な時代=普通の時代になってきている。
そのような中、昔の時代を引きずっている行政職員は、不正な仕事(経理)を起し易く、全国で新聞ネタになっている職員がこれに該当する。と言うのです。
さて、監査は何故必要なのか?これをフリードマンと言う方が研究した事例を紹介。
市役所で流れているお金(税金)は、いったい誰のお金か?また、誰のために使うお金なのか?を縦軸と横軸に置き換えると、税金は、自分のもの、自分のために使うお金ではなく、他人のお金であり、他人のために使うお金に該当するので、多くの価値を得ようとする欲求とより節約しようとする欲求が最も弱い所に位置してしまう。
従ってここに、税金で仕事をする職員の欲求や意識の弱さから言って、節約したり、効用を最大化させようとする動機付けは非常に弱い。と言うことになる。
そこで、「監査」は、より経済的な行政を目指すためにも絶対に必要になってきます。
氏は、監査は、役所の「主治医」であり、嫌な事を指摘し健康体に戻すことが大きな役目であると締めくくりました。病気が蔓延しないためにも、「風邪」の症状から治すのが監査の役目と言うことになります。
日本の地方行政は、職員の定数削減などで、どこも仕事が忙しくなってきています。効率性、効果を求められていますが、忙しさの中で各種検査や審査は、必要不可欠なものになります。
私も、監査委員としての役を与えられる中、「会計」の勉強をする必要性に迫られています。