11月21日~22日にかけて岡山県真庭市と香川県三豊市に行政視察に行ってまいりました。
今回の報告は、真庭市から・・・・。
真庭市は、バイオマスタウン構想を展開中。
とのことで、その説明とバイオマス事業の中心となっている各事業所(企業や本庁舎)めぐりのツアーに参加しました。
バイオマスタウン構想と言うだけあって、その構想には、徹底した樹木の利用促進が図られていました。
これまで未利用(廃棄処理)されていた間伐材や製品廃材、剪定枝を活用し、チップやペレット製品に加工。これを市内の冷暖房エネルギーへと転換するという計画です。
すでに、合併時に建設された庁舎には、チップ燃料による温水冷暖房設備が施され、庁舎で活躍しています。
私たちは、観光連盟の職員の案内の元、バイオマス構想の市職員の丁寧な説明の後で、廃材でタービン発電している工場やペレット製造機などを見学させていただきました。
上記が、ペレット製造機(造粒機と言うべきか)です。
粉体にした木材が内部にあるローラーにより外部にはめ込んだ無数の穴付きローターに粉体が押し込まれ、外にトコロテンのようにでてきたのが、ペレットになります。(下記写真)
この製品は、近年流行っているペレットストーブで燃焼させても灰がほとんど出ないというすぐれ物(製品)でした。
さて、チップ製造現場には、台風倒木、間伐した際に出てくる剪定枝などがご覧のようにストックヤードに運ばれてきます。
これを大型重機でコンベヤーにきれいに並べ、皮の部分は別のルートに、そして皮以外の木の部分は、あっという間にチップ化されて、ご覧のようにチップの山に・・・・。
このような光景や設備は、初めて見るものばかりでした。
三田市内でもできそうな気がしますが、三田市の約4倍の市域面積で営まれていた林業が発展してきた過去の歴史や資源があればこそできる事業だとも感じました。
チップストーブやペレットストーブの市の補助制度なども大量に製造されるこれらの製品を循環させるための制度でもあります。
真庭市では、これらの事業以外にもバイオエタノールなどにも取組んでいるようで、これから時代にあった地域エネルギーの課題解決にもトライしていくようです。
これらの事業を流れに乗せるには、行政だけで考えるのではなく、民間の力や場合によっては大学との連携も必要になってきます。三田に見合ったバイオマスの活用はこれからです。
今回の報告は、真庭市から・・・・。
真庭市は、バイオマスタウン構想を展開中。
とのことで、その説明とバイオマス事業の中心となっている各事業所(企業や本庁舎)めぐりのツアーに参加しました。
バイオマスタウン構想と言うだけあって、その構想には、徹底した樹木の利用促進が図られていました。
これまで未利用(廃棄処理)されていた間伐材や製品廃材、剪定枝を活用し、チップやペレット製品に加工。これを市内の冷暖房エネルギーへと転換するという計画です。
すでに、合併時に建設された庁舎には、チップ燃料による温水冷暖房設備が施され、庁舎で活躍しています。
私たちは、観光連盟の職員の案内の元、バイオマス構想の市職員の丁寧な説明の後で、廃材でタービン発電している工場やペレット製造機などを見学させていただきました。
上記が、ペレット製造機(造粒機と言うべきか)です。
粉体にした木材が内部にあるローラーにより外部にはめ込んだ無数の穴付きローターに粉体が押し込まれ、外にトコロテンのようにでてきたのが、ペレットになります。(下記写真)
この製品は、近年流行っているペレットストーブで燃焼させても灰がほとんど出ないというすぐれ物(製品)でした。
さて、チップ製造現場には、台風倒木、間伐した際に出てくる剪定枝などがご覧のようにストックヤードに運ばれてきます。
これを大型重機でコンベヤーにきれいに並べ、皮の部分は別のルートに、そして皮以外の木の部分は、あっという間にチップ化されて、ご覧のようにチップの山に・・・・。
このような光景や設備は、初めて見るものばかりでした。
三田市内でもできそうな気がしますが、三田市の約4倍の市域面積で営まれていた林業が発展してきた過去の歴史や資源があればこそできる事業だとも感じました。
チップストーブやペレットストーブの市の補助制度なども大量に製造されるこれらの製品を循環させるための制度でもあります。
真庭市では、これらの事業以外にもバイオエタノールなどにも取組んでいるようで、これから時代にあった地域エネルギーの課題解決にもトライしていくようです。
これらの事業を流れに乗せるには、行政だけで考えるのではなく、民間の力や場合によっては大学との連携も必要になってきます。三田に見合ったバイオマスの活用はこれからです。