三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

三田花と緑のネットワーク10周年記念フォーラム

2009年10月16日 | 行政視察報告
 三田市のウッディタウンを中心に開催された「三田花と緑のネットワーク」主催の10周年記念フォーラムに参加しました。
 フォーラムと言えば基調講演やパネルディスカッションですが、このフォーラムには、午前中にウッディタウン内の個人宅のオープンガーデン12箇所を循環バスで回る仕掛けがしてあります。
 私が最初に訪問したガーデンは、ゆりのき台2丁目で、そこで出合った宝塚から参加された3人の女性の方と偶然にもその後の11箇所のオープンガーデンを回ることになりました。
 今年の春の三田市のオープンガーデンは、残念ながら新型のインフルエンザの影響で開催が中止となっており、三田市外から多く訪れると言うオープンガーデンの雰囲気が理解できずにいましたが、本日訪問した庭には、市内外から多くの方が入れ替わり立ち替わり訪れており、静かな住宅街が今日は多くの女性が行き交う姿を見ることができました。
 さて、午後のフォーラムの基調講演には、元NHKアナウンサーの須磨佳津江氏がオープンガーデンが結びつける人と人のコミュニケーションの持つ素晴らしさや他県のオープンガーデンを見せていただきました。
 また、実践発表は、けやき台在住で自身もオープンガーデンとして庭の提供をされている中井哲男氏が、家の中でできる種から苗の育て方の発表など、植物大好き人間ならではの発表だったと思います。
 さらに、私は有機と言えば、私たちの口にする「野菜」という観念でしたが、今日の実践発表やゆりのき台でオープンガーデンされていた方からのお話で、庭の木々にも有機肥料を与え、害虫の駆除には、木酢液を薄めて使うなど、人に優しい庭に心がけていることも分かりました。
 須磨氏がお話しされていたようにオープンガーデンを始めると見に来る方の笑顔、「また、来年も素敵なお庭を見せてください」と言った、心かよう言葉のやり取りが人と人を結ぶ力となり、地域力となるのだと感じます。
 これまで、10年間の地道なネットワークの活動が今、花開いたのではないかと思います。
 これからもオープンガーデンは三田市のまちづくりに欠かせないものととして、毎年開催されるべき行事ではないかと感じて帰宅しました。
 (写真は、多くの訪問者でにぎわうけやき台のオープンガーデン)
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