三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

政務活動費は、報告書を開示すべき

2015年08月13日 | 議会改革
 次は、兵庫県議会に続いて、神戸市議会・・・・・。
 政務活動費の使途について毎日のように報道されている。
 真面目に政務活動費を市民のために使っている議員の方々には、申し訳ないが、議員の政務活動費の使い方が、問われている。
 そもそも、政務活動費の使途基準は、規則などで明記されているところが多いが、何故このような事態になって来るのだろうか。

 兵庫県議会でもそうだったが、報告書を誰が見ているのかに尽きる。チェックするのは、議会事務局であり、形式的に報告書や領収書があれば、事足りる。内容よりも形式を重んじている。

 前県議会のN氏の場合でもしかり、今回の神戸市議会でもそうである、議員や会派が目的とした支出がその目的通り達成しているのかどうかは、その報告書を議会事務局よりも、市民が簡単に見ることができるようにしなければならない。
 市政をチェックするはずの議員がチェックされる側に回ってしまっては、どうしようもない。神戸市議会では、報告書の開示がどうだったのだろう。

 私が、所属していた三田市議会では、HPにおいて各会派の報告書の詳細を見ることができていない。
 また、会派支給であるため、その使途を誰が行ったのかあいまいになっている点がある。三田市議会では、この10月あたりから会派支給を止めて個人支給にする動きはあると聞いているが、その動きも市民の一人として見て行きたい。

 会派が行った各地方自治の視察報告も以前の会派にいたころは、関係部局の職員を交えて報告会をさせていただいた。真面目に視察内容を報告している会派や議員がいる半面、このような形で不正流用している議員が居るのは、残念でたまらない。
 事件が起こる度に、各地方議会や議員の活動の範囲を狭めているし、議員への信頼が揺らいでいる。
 議員個人の質の問題だ!と切り捨てることもできなくはないが、公費をこのように使っていた実態がある以上、しかりとした仕組みも神戸市議会では、つくらざるを得ないのではないかと考えている。
 やっぱり、報告書の開示だと思うが、開示されたとして市民が報告書の内容をチェックする目も必要になって来る。
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