昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

2017-09-20 10:02:39 | 俳句

オカブが高校生の頃は、山登りに夢中だった。
いつか、ヨーロッパの大岩壁を登攀し、記録を残したいと思っていた。
そのために、大学へ行きたいと考えた。
学生なら、山登りに費やす時間をたっぷり取れるからである。
そのために受験勉強も頑張った(とはいえ、入試の勉強を始めたのは9月も末になってからで、受験勉強期間でも睡眠8時間は確保していた)
今から考えるとおかしな話である。
山登りがしたいなら、そのためだけに精力を集中させればよいわけで、余計な勉強などはする必要がなかった。
おかげで非常に中途半端な人間が出来上がり、非常に中途半端な人生を歩んでいる。
人様にも非常に迷惑なことであろう。

山越えて峠にかかる芒かな   素閑


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苦瓜

2017-09-20 05:38:08 | 俳句

トランプが国連で演説した。
北朝鮮問題が話題の中心である。
その中で、日本人拉致問題にも触れたようである。
一方で、今般の核・ミサイル危機にも、もちろん言及し、米国が軍事行使をするなら、北朝鮮の徹底的破壊以外の途はない、というような内容を述べたそうである。
随分乱暴なことを言ったようにも思えるが、これが軍事的解決手段として周辺国に被害が及ばないようにする、最適解であることは明らかだ。
ただ、トランプはこと北朝鮮に対しては、口だけで威勢のいいことを言う癖があるので、信用ならないが・・・
北朝鮮の核・ミサイル開発はこれまでの国際秩序を根本から変える、異常事態だ。
言うまでもなく、日本が夢に浸っていた「理想的平和主義」など、北朝鮮の危機の前には、なんの意味もなさない。
北朝鮮が核・ミサイルを何があろうと放棄することはあり得ないのだから、米国を中心とする、軍事行動によって「力」で北朝鮮をねじ伏せることが最も正しい。
乱暴かもしれないが、これを躊躇えば、世界は今後、暗澹として危険で陰鬱な状態に陥るだろう。
まぁ、老い先の短い老人のたわごとである。

苦瓜や市場に足の踏み場なし   素閑


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