オカブが山登りに熱を入れるきっかけになったのは親の薫陶がある。
幼い頃から、母親はオカブをハイキングに連れて行ってくれた。
小学校の2年生頃、丹沢前山の高松山に行った。
前日、学校で友達とけんかして、頭を怪我し、頭に包帯を巻いていった。
秋の光に満ちた素晴らしい小旅行だったのを子供心に覚えている。
今は、山には一切行っていない。
ジジババの山ブームがうざくて堪らないからだ。
とにかく、彼らがいなくなったら、山に行くのだが、と思うこと頻りのこのごろである。
いや、あっ!自分も爺であることを忘れていた一席のお粗末。
数珠玉や滴り落つる沢の水 素閑