コンピュータと言う機械は、なにやら複雑で先進的な匂いのするイメージだが、オカブのようなユーザにとっては至ってシンプルなツールだ。
オカブは基本、コンピュータをワープロ(かな漢のついたエディタ?)としてしか、使っていない。
しかし、このシンプルな機能がオカブにとっては極めて革新的な変革をもたらした。
要は、オカブにとってはコンピュータは、書き、消し、編集し、切り貼り、保存、削除なんでもござれの魔法の原稿用紙なのだが、この原稿用紙は、数十年前に喧伝された「知的生産の技術」など吹っ飛ぶような革命なのである。
文書上の情報をいかようにも創造、加工ができるばかりではなく、思考を整理し、新たな思考を生み出すことを大きく支援する。
未だに、コンピュータを清書の道具としか使っていないご老人もいるようだが、猛省を促したい。
文書処理にしか使っていないオカブも他人のことを言えた義理ではないが・・・
水温む十日土曜の川遊び 素閑
掬いたる水の温きに指まろぶ 素閑
プロポーズどうと答えず水温む 素閑
味噌蔵のおぐらき微風水温む 素閑
野風吹く二人憩ふに水温む 素閑
小さきやしかとかすかや水温む 素閑
水温むあしたの野辺の日を祀る 素閑
弥勒佛里人柴負ひ水温む 素閑
水温む皴手に滴残りたり 素閑
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