これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

まちがいさがし

2011年07月28日 18時58分45秒 | エッセイ
 5月に沖縄で面シーサーと呼ばれる焼き物にチャレンジした。(詳しくは、こちらからどうぞ)
 見本を参考に、粘土で形を整えるのだが、豊かなたてがみとヒゲ、眉毛などを表現するところが難しい。ひとまず、お手本通りに作ってみる。



「あまり薄くのばさないでくださいね。薄いと、焼いたときに割れてしまうんです」
 講師からの注意を聞き、焼く前と後とでは、形が変わってしまう場合もあると知る。かなり、火力が強いのかもしれない。
 完成したシーサーは、ひと月乾燥させてから、釜に入れるそうだ。
 先日、ようやく作品が送られてきた。
 上部の納品書には、「割れた部分は、できる限り修復しました」などと書かれている。開けるのが、ちょっと怖い。
 おそるおそる、梱包材を解いてみると、見覚えのあるお面が登場する。



 ひとまず、割れた部分はないようだ。記憶を頼りに、間違い探しをしたら、「ギャッ」と悲鳴をあげそうになった。
 さて、どこに問題があったのか、おわかりになるだろうか。





 残念なことに、眉の一部がはがれ、頬のたてがみが増えている。



 おそらく、焼いたときに取れてしまい、どこにあったものかわからなくて、「この辺でいいんじゃねぇ~?」と適当に貼り付けたのだろう。

 こんな修復をされてもなぁ……。

 空白になった眉毛が淋しい。
 代わりに、こんなものを貼り付けてみた。



 うーん、ピッタリ!!



クリックしてくださるとウレシイです♪

※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
 「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする