先月、ドトールに入ったら、ブルーベリー風味のロイヤルミルクティーがあり、なかなか美味しかった。
でも、季節限定だったので、今月はすでになくなっていた。飲みたかったのに残念だ。
ないとわかると、かえって欲しくなる。ちょうど、家には牛乳と紅茶の葉があった。
「よしっ、これからロイヤルミルクティーを作るぞ!」
ドトール並みの飲み物ができるかどうか、自信はない。でも、楽しそうだから、ネットでレシピを確認しながら、見よう見まねで作ってみた。
まず、茶葉を多めにすくい、耐熱容器に入れる。
熱湯をかけて茶葉を開き、色が出やすくしておくのだ。
水と牛乳を、1:3の割合で小鍋に入れて加熱し、沸騰直前で火を止める。
小鍋に、開いた茶葉を投入し、蓋をして数分待つ。茶こしで濾して、カップに注げばできあがり。

さて、お味のほうは……。
「なにこれ、うまッ!!」
アッサムが、一番ロイヤルミルクティーに向いているようだが、私が使ったのはアールグレイ。これでも十分イケた。砂糖を入れていないのに、牛乳の甘みで十分こと足りる。紅茶の渋みは完全に中和され、実にまろやかだ。これなら、イライラしたときでも、気持ちが落ち着くに違いない。自家製だと、何でも美味しくできる気がする。
しかし、そこで調子に乗ってしまうのが、私の悪いところである。
「日本茶を使ったら、どんな味になるんだろう……」
もっぱら、私が好きなのは狭山茶だ。アールグレイの代わりに狭山茶を使い、ロイヤルミルク狭山ティーを作ってみることにした。
「抹茶ミルクみたいになるのかな?」
好奇心を抑えられず、茶筒を開けて作り始めた。
茶さじで3杯葉を入れる。でも、緑の色が濃くならない。ホットミルクのような仕上がりに、少々不安を感じた。

果たして、お味の方は?
牛乳にまみれながらも、一応、狭山茶の風味は残っている。しかし、抹茶ミルクのように調和がとれているわけではなく、お互いに「アンタ、邪魔なのよ!」「そっちこそ!」と罵り合っているような雰囲気だ。不味くはないが、美味しいともいえない。ひとつのカップの中で、狭山茶とホットミルクの不協和音が鳴り続けている味とでもいえばいいのか。
「これは、最初で最後にしよう……」
かくして、ロイヤルミルク狭山ティーは、あっけなく消え去った。
今度は、ロイヤルミルクジャスミンティーでも作ってみようかな?

↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
でも、季節限定だったので、今月はすでになくなっていた。飲みたかったのに残念だ。
ないとわかると、かえって欲しくなる。ちょうど、家には牛乳と紅茶の葉があった。
「よしっ、これからロイヤルミルクティーを作るぞ!」
ドトール並みの飲み物ができるかどうか、自信はない。でも、楽しそうだから、ネットでレシピを確認しながら、見よう見まねで作ってみた。
まず、茶葉を多めにすくい、耐熱容器に入れる。
熱湯をかけて茶葉を開き、色が出やすくしておくのだ。
水と牛乳を、1:3の割合で小鍋に入れて加熱し、沸騰直前で火を止める。
小鍋に、開いた茶葉を投入し、蓋をして数分待つ。茶こしで濾して、カップに注げばできあがり。

さて、お味のほうは……。
「なにこれ、うまッ!!」
アッサムが、一番ロイヤルミルクティーに向いているようだが、私が使ったのはアールグレイ。これでも十分イケた。砂糖を入れていないのに、牛乳の甘みで十分こと足りる。紅茶の渋みは完全に中和され、実にまろやかだ。これなら、イライラしたときでも、気持ちが落ち着くに違いない。自家製だと、何でも美味しくできる気がする。
しかし、そこで調子に乗ってしまうのが、私の悪いところである。
「日本茶を使ったら、どんな味になるんだろう……」
もっぱら、私が好きなのは狭山茶だ。アールグレイの代わりに狭山茶を使い、ロイヤルミルク狭山ティーを作ってみることにした。
「抹茶ミルクみたいになるのかな?」
好奇心を抑えられず、茶筒を開けて作り始めた。
茶さじで3杯葉を入れる。でも、緑の色が濃くならない。ホットミルクのような仕上がりに、少々不安を感じた。

果たして、お味の方は?
牛乳にまみれながらも、一応、狭山茶の風味は残っている。しかし、抹茶ミルクのように調和がとれているわけではなく、お互いに「アンタ、邪魔なのよ!」「そっちこそ!」と罵り合っているような雰囲気だ。不味くはないが、美味しいともいえない。ひとつのカップの中で、狭山茶とホットミルクの不協和音が鳴り続けている味とでもいえばいいのか。
「これは、最初で最後にしよう……」
かくして、ロイヤルミルク狭山ティーは、あっけなく消え去った。
今度は、ロイヤルミルクジャスミンティーでも作ってみようかな?

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