年々ひな祭りのお祝いが雑になっている。
「お母さん、ミキがひな人形出すから、ひな壇作って」
「うん」
娘が26歳になり、成長を祝う歳ではなくなったからであろう。ここ数年は仕事が忙しいことを口実に、30分以内で完成するひな壇の組み立て係に専念し、人形やお道具の配置は娘に頼んでいる。
「ママ、3月3日はちらし寿司を作るからね」
「ありがとう」
夫もこの日ばかりは頼りにされ、海鮮たっぷりのごちそうを作ってくれてありがたい。
今年の力作。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/76/70a998d88ad059a119673d0cbda6f2b7.jpg)
「すっごく美味しいよ! マグロなんてとろけるような味わいだし」
「ホント、最高!」
「よかった、ハハハ」
夫は鼻高々だ。毎年褒めちぎっているせいか、確実に進歩している気がする。
その調子でヨロシク!
もう少し役に立とうと、おひな様のお菓子を買ってきた。単なるあられではなく、チョコひなあられである。しかも、すみっこぐらし。
どうだ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/5e/c4b2cdc525f715b91f558266fca22be1.jpg)
まあ、おひな様は「イエ~イ」なんて喜ばないから、満足したかどうかわからないけど。
先日、また國學院大學博物館に行ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/76/da82f2ee48a1c88b618b38b960e61077.jpg)
17世紀に作られた『源氏物語』が公開されているので、目の保養をしたかったのだ。金箔が光り、赤や青、黄、橙という豊かな色彩で描かれた絵柄に惚れ惚れした。『伊勢物語』『竹取物語』も公開されていて、素晴らしく贅沢な本が一気に見られるところに驚く。なのに入館無料。お近くだったら、ぜひご覧になってはいかがだろうか。
ここには、リアルな女房装束も展示されていて撮影ができる。当時の単(ひとえ)の解説もあり、勉強になるのだが、正面からだとちょっと怖い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d1/307cd57b7ad538449328a01770a51825.jpg)
ひいっ。
右に回り込んだが、こちらも大差なかった。
リアル過ぎてもどうかと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c0/58f9046220d735685e25d5ec36e27e0e.jpg)
しかし、左からだとソフトになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/30/12490c5023fee21c94e69b26866c2cac.jpg)
うん、美人美人。キレイ。
髪型のせいではないだろうか。この時代は、三人官女のように結い上げていなかったのかもしれない。
最後に、わが家のきめ込みおひな様を見ていただきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/bc/8965692f7c2a98c862eae22e31b87c9e.jpg)
何だか、やたらと安心してしまった。
人形はリアルじゃない方がいいってことかな。
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
「お母さん、ミキがひな人形出すから、ひな壇作って」
「うん」
娘が26歳になり、成長を祝う歳ではなくなったからであろう。ここ数年は仕事が忙しいことを口実に、30分以内で完成するひな壇の組み立て係に専念し、人形やお道具の配置は娘に頼んでいる。
「ママ、3月3日はちらし寿司を作るからね」
「ありがとう」
夫もこの日ばかりは頼りにされ、海鮮たっぷりのごちそうを作ってくれてありがたい。
今年の力作。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/76/70a998d88ad059a119673d0cbda6f2b7.jpg)
「すっごく美味しいよ! マグロなんてとろけるような味わいだし」
「ホント、最高!」
「よかった、ハハハ」
夫は鼻高々だ。毎年褒めちぎっているせいか、確実に進歩している気がする。
その調子でヨロシク!
もう少し役に立とうと、おひな様のお菓子を買ってきた。単なるあられではなく、チョコひなあられである。しかも、すみっこぐらし。
どうだ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/5e/c4b2cdc525f715b91f558266fca22be1.jpg)
まあ、おひな様は「イエ~イ」なんて喜ばないから、満足したかどうかわからないけど。
先日、また國學院大學博物館に行ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/76/da82f2ee48a1c88b618b38b960e61077.jpg)
17世紀に作られた『源氏物語』が公開されているので、目の保養をしたかったのだ。金箔が光り、赤や青、黄、橙という豊かな色彩で描かれた絵柄に惚れ惚れした。『伊勢物語』『竹取物語』も公開されていて、素晴らしく贅沢な本が一気に見られるところに驚く。なのに入館無料。お近くだったら、ぜひご覧になってはいかがだろうか。
ここには、リアルな女房装束も展示されていて撮影ができる。当時の単(ひとえ)の解説もあり、勉強になるのだが、正面からだとちょっと怖い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d1/307cd57b7ad538449328a01770a51825.jpg)
ひいっ。
右に回り込んだが、こちらも大差なかった。
リアル過ぎてもどうかと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c0/58f9046220d735685e25d5ec36e27e0e.jpg)
しかし、左からだとソフトになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/30/12490c5023fee21c94e69b26866c2cac.jpg)
うん、美人美人。キレイ。
髪型のせいではないだろうか。この時代は、三人官女のように結い上げていなかったのかもしれない。
最後に、わが家のきめ込みおひな様を見ていただきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/bc/8965692f7c2a98c862eae22e31b87c9e.jpg)
何だか、やたらと安心してしまった。
人形はリアルじゃない方がいいってことかな。
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「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
博物館の女房装束、ちょっと怖いです。
女房装束のマネキンがいけないと思います。
目鼻立ちをくっきりさせて、健康的に見せてほしいですね。
衣装はとてもキレイなのに。
豪華ちらし寿司、来年はさらにグレードアップ?
木目込みのかわいいおひな様や、すみっこぐらしの
チョコひなあられなんてかわいすぎです。
それに比べて、貞子も負けるようなリアルおひな様・・・
コロナ前、ひな祭りは一大イベントでした。
親族を呼び出前をとって、ひなケーキで締めくくりましたよ。
コロナになってからは家庭でひっそりお祝いですね。
白玉さんちは息子君だから、お義母さんと白玉さんのお祝いでよろしいかと。
やはり貞子をイメージされましたか(笑)