お気に入りのシャンパングラスがある。
先月、一大イベント終了のご褒美に、シャンパーニュのハーフボトルを買い、ひとりで乾杯した。

ほろ酔い気分で、使ったグラスを洗っていたら……。
あらら。

ポロッという鈍い手ごたえのあと、グラスが台座から外れてしまったではないか。
なんで~?
決して、組み立て式のグラスではない。購入したのは2016年だから、古いグラスでもない。
椿が首から落ちるような外れ方だったから、何かの暗示ではないかと気になっていた。
うーん、何だろう……。
2月に入り、ようやく謎が解けた。
郵便受けを開けると、人間ドックを受診した病院からの封書が届いている。やっと、結果が送られてきたようだ。昨年末に受けたのに、事務作業の遅れから、3週間も待たされたのだ。「おせーよ」と小声で毒づきながら封を開けた。
なになに。
総合判定「D 要精検」。
「は? ふざけんなよ」と目を見開く。
どうやら、胸部レントゲンで肺に影が映ったから、このような判定になったようだ。後日、CTを撮ったら異常なし。よかったけれど、判定を見ただけで寿命の縮む思いがする。
心電図で引っかかるのはいつものことだ。ドンマーイ!
胃部X線では「萎縮性胃炎」と書かれている。しょうがない、結果説明を聞きに行くか。
白血球が少ないのも、いつも通り。
緊張するのは血糖値である。HbA1Cの値が、去年は5.5であった。甘いものをできるだけ我慢し、食事の前にキャベツの千切りを食べたりしてセーブした結果、下がっていることを期待したのだが……。
そこに書かれた数値は「5.9」であった。

グワーッ!
思わず叫びたくなる。
なんでなんで??
こんなに頑張ったのに、どうして悪化しているの?
あまりのショックに意識もうろうとなりそうだった。だが、そこで天の声が聞こえてきた。
ほら、ビールよ。
「え? ビール?」
スパークリングワインも飲んでるでしょ。
「あ、なるほど」
どういう仕組みかわからないが、ときどき、私にはこういうことが起きる。自分では気づかない内容だけに、ご先祖様か誰かが耳元でささやいて、助けてくれるようだ。いつも女性の声である。
調べてみると、ビールの糖質は予想以上に多い。スパークリングワインも然り。これでは血糖値が上がるわけだ。しかも、年末は宴会続きで酒量が増えていた。それで、5.9になったのだろう。
5年前まで、私は赤ワイン派だった。何となく飽きてきて、泡物に移行した時期と、血糖値に悩み始めた時期は一致する。もともと、ご飯や麺類などの主食は控えめだから、パンケーキやパフェなどのスイーツが元凶だと思っていたが、大間違いだった。
真犯人が見つかってよかった。ビールなど、なくても生きていかれる。でも、スパークリングワインやシャンパーニュは好きなのだ。飲みたくなったら、耐えられるだろうか。
だからね、グラスを……。
「あ、そういうこと」
メーカーに連絡すれば、グラスを台座に取り付けてもらえるのだが、血糖値が下がるまでは我慢しよう。
しかし、私もつきあいがある。まったく飲まないわけにもいかず、エッセイ仲間おススメの秘密兵器を購入した。
ジャーン!

今度こそ、今度こそ、本気で血糖値を下げてみせますっ!

↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
先月、一大イベント終了のご褒美に、シャンパーニュのハーフボトルを買い、ひとりで乾杯した。

ほろ酔い気分で、使ったグラスを洗っていたら……。
あらら。

ポロッという鈍い手ごたえのあと、グラスが台座から外れてしまったではないか。
なんで~?
決して、組み立て式のグラスではない。購入したのは2016年だから、古いグラスでもない。
椿が首から落ちるような外れ方だったから、何かの暗示ではないかと気になっていた。
うーん、何だろう……。
2月に入り、ようやく謎が解けた。
郵便受けを開けると、人間ドックを受診した病院からの封書が届いている。やっと、結果が送られてきたようだ。昨年末に受けたのに、事務作業の遅れから、3週間も待たされたのだ。「おせーよ」と小声で毒づきながら封を開けた。
なになに。
総合判定「D 要精検」。
「は? ふざけんなよ」と目を見開く。
どうやら、胸部レントゲンで肺に影が映ったから、このような判定になったようだ。後日、CTを撮ったら異常なし。よかったけれど、判定を見ただけで寿命の縮む思いがする。
心電図で引っかかるのはいつものことだ。ドンマーイ!
胃部X線では「萎縮性胃炎」と書かれている。しょうがない、結果説明を聞きに行くか。
白血球が少ないのも、いつも通り。
緊張するのは血糖値である。HbA1Cの値が、去年は5.5であった。甘いものをできるだけ我慢し、食事の前にキャベツの千切りを食べたりしてセーブした結果、下がっていることを期待したのだが……。
そこに書かれた数値は「5.9」であった。

グワーッ!
思わず叫びたくなる。
なんでなんで??
こんなに頑張ったのに、どうして悪化しているの?
あまりのショックに意識もうろうとなりそうだった。だが、そこで天の声が聞こえてきた。
ほら、ビールよ。
「え? ビール?」
スパークリングワインも飲んでるでしょ。
「あ、なるほど」
どういう仕組みかわからないが、ときどき、私にはこういうことが起きる。自分では気づかない内容だけに、ご先祖様か誰かが耳元でささやいて、助けてくれるようだ。いつも女性の声である。
調べてみると、ビールの糖質は予想以上に多い。スパークリングワインも然り。これでは血糖値が上がるわけだ。しかも、年末は宴会続きで酒量が増えていた。それで、5.9になったのだろう。
5年前まで、私は赤ワイン派だった。何となく飽きてきて、泡物に移行した時期と、血糖値に悩み始めた時期は一致する。もともと、ご飯や麺類などの主食は控えめだから、パンケーキやパフェなどのスイーツが元凶だと思っていたが、大間違いだった。
真犯人が見つかってよかった。ビールなど、なくても生きていかれる。でも、スパークリングワインやシャンパーニュは好きなのだ。飲みたくなったら、耐えられるだろうか。
だからね、グラスを……。
「あ、そういうこと」
メーカーに連絡すれば、グラスを台座に取り付けてもらえるのだが、血糖値が下がるまでは我慢しよう。
しかし、私もつきあいがある。まったく飲まないわけにもいかず、エッセイ仲間おススメの秘密兵器を購入した。
ジャーン!

今度こそ、今度こそ、本気で血糖値を下げてみせますっ!

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「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
ちなみに4年前の私の値は11で、即入院させられ食事療法させられましたよ(笑)ちなみに昨年5月にほうかしきえんで1ヶ月入院した時も病院食でしたから、1ヶ月でヘモグロビンが2も下がりましたよ(笑)ワインやシャンパンやビールってカロリー高いんですね。私も普段はウーロン茶やペプシの0カロリーのコーラを飲んで気をつけていますが、結局ご飯を食べすぎていつも先生に怒られます(笑)
悪い数値でもないのに完璧を目指していることはいいことです。
けど、数字の変化で精神的なストレスになることもあります、
あまり体形に変化が出ないようなので、気にしないで飲みたいときは飲んで食べたいときは食べたほうがよろしいかと(*^^*)ポッ
我が国の医療費がいくらまで膨らんでいるか、ご存じですか?
43兆円を超えているんですよ。
この中の16兆円が税金で賄われています。
予防医学という言葉を聞いたことはありますか?
かの日野原先生も推奨していましたが、病気にかからない体づくりをしていくことが重要なんです。
正常値の上限だからと安心していたら、超えるのは時間の問題でしょう。
赤ワインは血糖値を上げません。
飲むなら、赤に戻さなくてはと切り替えました。
そうそう、家飲みをやめると書いたおぼえがあります。
時間の経過とともに忘れかけていました。
血糖値が高いと血行不良になるようです。
肩こりや肌荒れも、血糖値がすべていけないのではないかしら……。
血糖値が下がったら、肩こりが治るという仮説を立てて、ただいま人体実験中です。
肩が重いことが何よりもストレスですね。
肩こりとサヨナラしたら、達成感いっぱいになって、調子に乗ってしまうかも。
まずは肩こり退治します!
私は甘いものが好きなので血糖値が以外と高いかもしれません。
健康診断は受けていらっしゃいますか?
献血でもわかるみたいです。
ちょっと心配しています。
甘いものはなかなかやめられませんよね。
ビールやスパークリングワインをやめたから、この前はたい焼きを食べちゃった……。
肩こりが軽くなってきたので、血行がよくなってきたと思うのですが。