新・悟りを求めて~

自由が故に退屈化し得る現代社会での日々へ、
新たな刺激を与えるべく、新たにブログ開設を…

気分・気持ち・感情……

2020-11-28 10:53:34 | 言葉・概念

以下は、それぞれの引用である。



気分と感情の違いが分かれば、メンタルが強くなる!? [メンタル ...
https://allabout.co.jp/gm/gc/460261


………中略………
自分が感じるのが「気分」、他人の目に映るのが「感情」
気分(ムード、mood)と感情(アフェクト、affect)という、2つの語は日常用語としては同じような言葉かもしれません。しかし、この2つの語が精神医学の用語として用いられる場合は、はっきりと分けられます。

気分(ムード)という語は、自身の気持ちの状態を自身が評価した時の言葉です。一方、感情(アフェクト)という語は、気持ちの状態を評価するのは自分ではなく他人、すなわち、他人の目に映る自分の気持ちの状態を表わします。

………後略………






言葉の違い 「気持ち」vs「気分」|日本語教師のまる得
https://blognihongo.com/word_difference/kimochi_kibun

気持ち
………前略………
気持ち―
1.物事に接したときに心にいだく感情や考え方。
2.ある物事に接したときに生じる心の状態。気分。感じ。
3.(副詞的に用いて)ほんのわずか。
からだの状態から生じる快・不快の感じ。気分。

気分―
1.ある状況によってもたらされる、その時の心持ち。
2.その場の雰囲気 (ふんいき) 。趣。
からだの状態によって生じる気持ち。

気―
生命・意識・心などの状態や働き。

これに「持」と「分」が結びつくとどのような違いがあるのかを以下のようにまとめてみます。
「気持ち」・・・気を持っていること。意識の働きを持ち、積極的な心持ち。
「気分」・・・気が分かれていること。気が分散的で、一時的な心持ち。
それぞれの漢字からこのような意味が感じ取れます。
「気持ち」は具体的な意志や希望まで表すことができ、
一時的ではなくよく考えたことにも使うことができます。

………後略……




「感情」と「気分」の違いとは何でしょうか?「氷山理論」で ..
https://www.treponte.jp/kodawari2013/04.html



気分を言語化できる力


「感情」と「気分」の違いとは何でしょうか?「氷山理論」で考えてみましょう。



私たち心は、ほとんど無意識の中にあるといわれています。「気分」とは非言語の状態で、おおざっぱな「快・不快」と考えられます。「なんとなくイヤ」「なんかひどい気分」という感じです。それを無意識の領域に位置づけます。

そのあいまいな「気分」を言語化すると、「感情」として意識できます。もちろん、感情のコントロールはとても難しいことですが、まずはその感情を認識できないと話は進みません。感情のコントロールの前提が「気分の言語化」なのです。

けんかが起こったとき、ただ行為のみを止めても気持ちの処理は宙ぶらりんです。そんなときは相手の気持ちを代弁してあげて、感情の処理方法を手伝ってあげます。こうしたことを私たちの園では行っています。「相手の気持ちをくむ」ということはコミュニケーションの基本なのです。

例えば、友だちに叩かれて泣いていたA君との会話。


A君(泣きながら寄って来て)「Bちゃんがたたいたの…」
先生「そうなんだ。たたかれてイヤだったのね?」
A君「うん、イヤだった!」
先生「悲しくなっちゃったのね?」
A君「うん、かなしい!」(ほどなくして泣き止む)

「なぜ?」「どうしたの?」とけんかの原因を追究する前にやるべきことがあります。まず、今のA君の感情を受け止めてあげる。言葉で代弁してあげる。感情の高ぶりは、受け入れられると静まります。問題への対処はその後です。

自分の気持ちを言葉にすることで、「たたくのイヤだからやめて!」と表現することも覚えます。

本当のコミュニケーションとは、知識 のやりとりではなく、感情のやりとりです。私たちは感情をうまく伝えられず、あるいは、感情をうまく受け止められず苦しみます。

特にけんかが起こったときなどは、感情と感情がぶつかり合い、興奮は頂点に達します。これをチャンスととらえ、感情の処理をお手伝いします。自分の感情を認識し、コントロールすることは、今後の人間関係において、最も大切なことになるでしょう。




上記の引用から~


>気分(ムード)という語は、自身の気持ちの状態を自身が評価した時の言葉です。一方、感情(アフェクト)という語は、気持ちの状態を評価するのは自分ではなく他人、すなわち、他人の目に映る自分の気持ちの状態を表わします。」

>そのあいまいな「気分」を言語化すると、「感情」として意識できます。」

>「気持ち」・・・気を持っていること。意識の働きを持ち、積極的な心持ち。
>「気分」・・・気が分かれていること。気が分散的で、一時的な心持ち。

以下のように纏められる。

「気分」とは、アバウトな「快・不快」というモノ。
「気持ち」とは、その「気分」を積極的に持とうするコト。
「感情」とは、「気分」を意識・言語化したモノ。





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