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新・悟りを求めて~

自由が故に退屈化し得る現代社会での日々へ、
新たな刺激を与えるべく、新たにブログ開設を…

「頑張る」について…

2020-04-01 11:50:35 | 言葉・概念



以前、どこかに書いてあったのを読んだが…

「頑張って!」と言うと、「『頑張る』って、言わないで…!」とか、
「もう~頑張りたくない、頑張るのを止める!」とか、

「頑張る」事を嫌がる。
「頑張って!」と言われる事を嫌がる。
そんな人・そんな心理状態になっている人がいる、らしい…


でも、よく考えるなら、

人間は、
初体験の事や初心の頃は、
何事も頑張って続けねば、
頑張って、その事と関わり続けねば、
頑張って、その事を続けている自分と関わり続けねば、
その事を習得でき難いモノである。


病気になった人は、病気になるような頑張り方、
風邪をひいた人は、風邪をひくような頑張り方、
成績が良くならない人は、ならないような頑張り方、
健康な人は、健康でいられる頑張り方、

問題は、目的解決の為の「頑張り方」をしているか?否か!であろう。

健康な人は「健康になろう!」とは、頑張らない。
普通の人は、「風邪をひこう!」、とは、頑張らない。
病人は、「病気を発展させよう!」とは、頑張らない。



病人に対しての「頑張って」とは、「頑張って病気を治して」である。
この時、病気の治し方たを熟知していれば、「うん、頑張る」と言える。
しかし、直し方を知らない場合は、「…頑張れない…」となり得だろう。

新型コロナウイルスの退治薬・方法が未開発の現在、
我々は、ウイルス退治には、頑張れない。
可能なのは、ウイルスを体内へ入れない頑張り、であろう。


普通に、「頑張る」事は、悪い事ではない。
しかし、「頑張りが過ぎる」なら、その「頑張り」は悪である。


本来の「頑張り」とは、自己の不足部分の強化・補充の為であろう。
出来ない事だか、「頑張って」出来るようにする。
「頑張れない」から「頑張って」「頑張り」の習得が必要なのだろう。


図形の「円」を描く時、
全てのトゲトゲを無くして、
曲線で描こうと「頑張る」。


「頑張る」に、必要なのは、目的意識。
それは、「何を、どのように、どれだけ…」頑張るかという意識。

「頑張り過ぎ」とは、
「頑張る事」を止める必要がある時に止められない事。


問題解決の為の、
解決法の習得・上達…に
必要な事柄の「頑張り」なのに、

いつの間にか、
習得・上達を阻害してしまうょうな頑張りとなっている。


健康な人は、健康でいようと頑張らない。
だから、健康維持の為の食事・運動・睡眠…に頑張る事はない。
そこから、
仕事の頑張り、規則的食事を頑張らない、
遊びの頑張り、必要に睡眠を頑張らない、
休息の頑張り、必要な運動を頑張らない、
飲酒の頑張り、必要な飲食を頑張らない、


自分の好きな事は、「頑張る」必要はない。
好きで普通に出来ている事を「頑張る」事は、「頑張り過ぎ」になろう。
頑張るのは、出来ない事。
やるべきなのに、やれない事。

やりたい事でも、
目的達成の為の邪魔になるよう事なら、
時には、頑張って無視・やらない努力が必要、なのだろう。


「頑張って」やる努力。
「頑張って」やらない努力。


やるべき事を、「頑張って」やらない努力。
やるべき事を、「頑張って」やる努力。

やるべきでない事を、「頑張って」やってみる努力。
やるべきでない事を、「頑張って」やらない努力。


「頑張る」が必要なのは、
現在の自己のの思い・考え・ココロ・アタマ・感情での違和感があり、
自己の意志に反するような、言動・取り組みの実行の際なのだろう。






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2 コメント

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Unknown (如月)
2020-04-06 06:57:53
「頑張る」って言い方は心理学だとかでも問題にされてるみたいですね。多くのカウンセラーさんが説明してるのがネットで拝見できますね。
もしかしたら自由びと氏は心理カウンセラーさん?
綜合看護で「精神医学とは何か?」を連載していたF布施裕二さんをご存知ですか?
今回の南郷全集3巻でも「ヤスパースの復権」みたいな行がありましたけどもね。
でもチマタの心理カウンセラーさんのニュアンスは「相手や時と場合を考えずに「頑張れ」という言葉は使ってはいけない」という基本「相手の嫌がる発言はしないほうがいい」という方向ですけど自由びと氏の場合は「なんでも初めは頑張らないと出来ないのだから「頑張れ」という言葉を使うのは合理的で当然であり、相手が誰であろうが、相手が嫌がろうが「頑張れ」と発言するのは構わないのだ!」という時代に逆行しようとするものですね。
「頑張れ」という言葉を使う合理性を頑張って正当化してはいても言われる相手の気持ちは丸で考えようともしない、と。
返信する
至急停止せよ! (自由びと)
2020-04-10 11:33:54

さて…さて~果たして、
如月氏は記事の内容を正しく理解して、
コメントを書いているのだろうか?


如月氏の以下の記述から考えるなら、

>相手が誰であろうが、相手が嫌がろうが「頑張れ」と発言するのは構わないのだ!」という時代に逆行しようとするものですね。
「頑張れ」という言葉を使う合理性を頑張って正当化してはいても言われる相手の気持ちは丸で考えようともしない、と。


氏は誤解・誤読・曲解…して書いている、
と言ってよいだろう。


実際に記事には以下のように書かれている。

「頑張る」事を嫌がる。
「頑張って!」と言われる事を嫌がる。
そんな人・そんな心理状態になっている人がいる、らしい…


そう、ここで書かれている事は、

>相手が誰であろうが、相手が嫌がろうが「頑張れ」と発言するのは構わないのだ!」<
ではなく、

人から「頑張れ!」と言われて、嫌がる人の「心理状態」であり、
そのような「心理状態」に陥っている理由・要因・原因である。


ここで、再度の如月氏への警告である。
お宅の更なる頭脳破壊の回避の為に、
そんな記事理解でのコメント至急停止せよ!

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