新・悟りを求めて~

自由が故に退屈化し得る現代社会での日々へ、
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再考「事実と真実」の話

2025-01-12 18:13:44 | 新発見と新たな気付き


再考「事実と真実」の話


前回の以下の記述について再考した・

「たとえば、日本で軟水を出された外国人にとって~「これは水です」は事実ですが、
自分の認識している水とは違っているから「私にとってこれは水ではない」は真実です。」


今回は、上記の問題文を以下のように少々変えて思考してみた。


日本の訪問先の主から「これは水です!」と出された時…
その外国人が「私にとってこれは水ではない」と言った。



今回は、「例解新国語辞典[第四版]から

事実とは、本当の事。実際に合った事。
真実とは、誰にも否定する事の出来ない、本当の事。


上記の場合の事実とは以下↓

日本の訪問先の主が「これは水です!」(飲み物)と言ってテーブルに出したら、
その客外国人が「私にとってこれは水ではない」と言った。

この場合、
「これは水です」が事実ではなく、
>主が「これは水です」と言って出した< ことが事実。


また 
>外国人が「私にとってこれは水ではない」< が事実ではなく、
>外国人が「私にとってこれはみずではない」と言った<ことが事実。

何故なら「事実とは、本当に実際に合った事」だから


「これは水です」は、主の主観・認識。
「私にとって水ではない」も外国人の主観・認識。

であり「真実ではない」


真実は、二人の「水」という言語理解の不一致。
軟水は、日本では生活用水「飲み水」。
外国では、硬水が生活用水「飲み水」。

日本の水は「軟水」
外国の水は「硬水」


軟水と硬水は、性質は異なって飲む・飲まないの違いはあっても、
誰もが「水」と認識して液体・モノ。


そもそも…「水」とは、「液体のH2O」の事。
軟水も硬水も「液体H2O」なので「水」。


結論的には、「これは水です」も「私にとってこれは水ではない」も
言葉にださない限り「ココロ認識として真実」(そう思っている事実)です。
でも、言葉として発したら最後…この場合は「アウト!」です。

何故ならこの場合の問題は「水か否か」ではなく、「軟水か硬水か」の問題だから…







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