鈴子と茨田りつ子の合同コンサート
客席は満員。
まず、茨田りつ子が、「この世がどうあろうと絶望に打ちひしがれようと歌うことは生きること、何があろうとそのことに変わりはありません。」
雨のブルースを歌う茨田りつ子。
淡谷さんがのりうつったように見えました。
鈴子の出番。
まず、「大空の弟」
鈴子が歌い出した途端、涙涙でした。私のことです。
鈴子の心情を表している歌詞に感銘を受けました。
ネットで歌詞を調べてみました。
「かねてより 我らを苦しめた 憎い顔した敵軍ども 日頃鍛えたこの腕で 重い小銃抱え込み がんと突撃しています ○○隊にて 六郎より
ラジオや新聞に もしや六郎の部隊の名が書いてないかと どこにどうしているのやら
いつも○○○部隊 ○○方面 ○○隊 ○○○ばかりなり ○○○では分からない
いつも○○○部隊 ○○方面 ○○隊 ○○○ばかりなり ○○○では分からない
姉さんも 弱い体のお父さんと いつもあなたのお話ばかり
ご親切な 隣組の皆様方の 熱い情けに守られて 何一つ 不自由なことも無く 暮らしています
これもひとえに弟の お陰と思い 姉さんは 遠い戦地を偲ぶごと あつい感謝に 泣けている」
これもひとえに弟の お陰と思い 姉さんは 遠い戦地を偲ぶごと あつい感謝に 泣けている」
現本とは変えてあるらしいですが、ドラマにぴったりすぎて。
軍歌と言われていますが、単純な軍歌にも思えません。
歌い終わったあと、泣き崩れてしまう鈴子。
善一が、「福来くん、しっかりしなさい。」
鈴子の眼前には、六郎の姿が見えます。
「ラッパと娘」を歌い始めます。
あ~~~歌って良いなあと心から想いました。
悲しい気持ちを明るくしてくれます。
茨田りつ子が、微笑んでいたのが、良いです。
そして、鈴子が最後笑っていたのが、良かったです。
◎今回のウキウキは、全部。
ほとんど歌の場面で、台詞は最小限、でも感動を与えることができる、そんなドラマみたことありません。
*次回への期待度○○○○○○○○○(9点)