ポチの女房

専業主婦のつぶやき

映画 獄門島

2023-12-23 23:33:10 | 映画
U-nextで、視聴しました。
1977年の映画。
市川崑監督・石坂浩二主演の横溝正史シリーズの第3弾。
まず思ったのは、映像が急にきれいになっていました。
第2弾と第3弾の間に何かあったのでしょうか。

みおわって。
たぶん、この映画は、初めて観たような気がします。
全然記憶にない場面のオンパレードでしたので。
予想どおりの犯人でしたが、wikiを観ると、原作とは犯人をかえてあるらしいです。
原作は、おそらく読んでいると思います。

懐かしい顔が続々。
司葉子さん、大原麗子さん、太地喜和子さん、佐分利信さん、東野英治郎さん、松村達男さん、浅野ゆう子さん。
チラリとですが、荻野目慶子洋子姉妹。
草笛光子さん、坂口良子さん、小林昭治さん、三木のり平さん、大滝秀二さん、忘れてはいけない加藤武さんらは、このシリーズ定番の人たちです。
皆、若いです。当たり前ですけど。

『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』に比べると、面白さは少なかったです。
人間関係が複雑ですし。
犯人をかえたせいもあり、殺人の動機がイマイチでした。
次は、『女王蜂』かな。

ドラマ コタツがない家

2023-12-23 22:17:27 | ドラマ
録画していた最終話を視聴しました。
金子茂樹脚本ということで、見はじめました。
はまったドラマ『コントがはじまる』の脚本家です。
題名が、『コタツがない家』というのも、ユニークだと思いました。
主演は、小池栄子さん。
ダメ男三人を頑張って支える女性。
最初は、あり得ない設定だし、小池さん演じる万里江が、かわいそすぎるでしょと思いました。
三人の中でも、一番ダメなのは夫の悠作で、なぜ結婚したのか、なぜ結婚が継続できるのか不思議でしょうがなく、共感できませんでした。
途中から、万里江の想いがわかってきました。
ダメ夫を支えることが、万里江の生きがいなのだろうと。
父・達男の小林薫さん、いい味でした。
達男は、いつか元妻と復縁するのかと思いましたが、予想外に、元妻に恋人ができて、復縁はなし。
万里江の元で生活する道しか残りませんでした。
達男と万里江の二人で飲んだりしているシーンをみていると、とてもうらやましくもありました。
父が定年後まで、元気でいてくれたら、父と飲んだり話したりできただろうなあと。
息子の順基、結局大学へ行かず、和菓子屋になるようですが、こちらも、ダメ男というより、変わり者という感じではありました。
順基役は、『どうする家康』で、秀頼を演じた作間龍斗さんで、全く違う役柄を見事に演じ分けていました。
最終回のクリスマスの奇跡、良かったです。
何より主人公の万里江に、夫からの完成した漫画というプレゼントは、素敵でした。
コタツがない家というのは、ぬくもりがない家という意味ではなく、コタツがなくても、ぬくもりがある家という意味だったのですね。
いろいろあったけれど、本気で、本音を言い合える家族って、良いなとつくづく思いました。
ドラマをみおえたあと、ホッコリしました。