カゲロウが蜘蛛の巣に引っかかりました。宿主は不在。ただ、無駄に捉えられて抜け出せない。
偶然通りかかったアリがこのカゲロウに襲い掛かり、腹に噛みつきます。

カゲロウを捉えたアリは巣に持ち帰ろうと引きずってビョウヤナギの枝を降りてゆきます。

ここでアクシデントが起きます。アリが足を滑らして?カゲロウを咥えたまま落下。もしかしたら落下した方が早いと考えたのか。
ところが下には撮影者が作り始めたビオトープがあります。先日の雨で水が溜まっておりました。

アリはカゲロウの下になって溺れそうな状態に。アリの必死さが伝わります。ジタバタ、ジタバタ。
結局、アリは水溜りから脱出。フラフラしながらビオトープの外へ。カゲロウは動かなくなっていました。
もしカゲロウがこの花の上に止まらなければ、もしもアリが咥えた体を離していたら、もしも撮影者が違う場所にビオトープを作っていたら。この物語は生まれなかった。
