群馬・碓氷川のカワウ。魚食性の鳥。内水面の漁業被害が問題になっています。
三十数年前。群馬ではほとんどカワウを見ることはできませんでした。20世紀の前半には全国各地に生息していたカワウは人間生活の様々な影響で減少。絶滅危惧種レベルまでになったそうです。その後保護などが行われ増加。上野の不忍池のコロニーをはじめとしたいくつかのコロニーから拡散。徐々に数を増やしながら内陸に進出。現在に至るようです。その間、益鳥になったり現在のように害鳥になったり、人間の都合で変化しています。
カワウとの付き合い方はどうも駆除すればいいという単純なものではない気がします。