「野の草に」戯れる その3 「犬酸漿」「犬蓼」、「姫蔓蕎麦」

2021-10-11 13:08:50 | 花や風景など
順に、イヌホウズキ、イヌタデ、ヒメツルソバと読みます。

(blogの下書き中に「アサギマダラ」が心の中に迷い込んできて、
また美杉方面へ出かけてしまいました(10/10)…現場では乱舞だったのですが、
撮影技術が未熟なのと、思うまま飛翔するのでワタシの手にはおえません
「美杉編」と「亀山里山公園」のアサギマダラは、また改めて書きますね)

では、
「野の草花」を見つけるために下を向きつつ歩いていて、
私的大ヒットは『桜蓼』、
私的ヒット第2位は、
コレ☟
 「犬蓼」と「犬酸漿」を共に

白く小さくぶら下がるように咲いていました、
でも真ん中の黄色い部分がやけに気になる…
よく見れば、小さく丸い粒々もある、とても不思議な雑草だなぁと、
採集して持ち帰り、色んな角度から撮ってみました(笑)。
  

調べると『ナスビの仲間で、かわいらしさNO.1』と、
犬酸漿(イヌホオズキ)」(ナス科)
納得の一言でした。
 「雑草の花図鑑(もっと)」より

 「牧野日本植物図鑑」より

 
実は、この「黄色いおしべ」は「張りぼて」で、
肝心の花粉は先端の小さな穴からこぼれるだけだそうで…
花粉だ!と思って飛んできた「虫」さんにとって「残念な」ということから
「イヌホオズキ」と着いた名前だそうです
「虫」さんにはお気の毒だけど、こんなに小さいのに「ナスビ」ができます、
小さいポチポチみえるでしょうか? ホント可愛い花です


さて、「蓼(タデ)」は、秋が近づくとどこにでも花盛り、
けっこう長く咲いてるような気もします…
同じ「蓼」でも、
これは「くれは水辺公園」で群生していたもの
 サギと共に…
写真の下の方に見えたものを採ってきました、ビックリするほどいっぱい咲いてます、
下手くそなので何が何だかわかりませんが、現地で見ると紫の小花がたくさん!
  生けてみました…
ポンポンと可愛いです  直径2㎝以下の小さいポンポン。
姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ)」というらしい。
長く連なったタデやら、まん丸になったタデやら…
形は違えど、蓼はタデ科です(笑)。
 「雑草の花図鑑」より

この「姫蔓蕎麦」に似た花が
 こちらは直径3㎝くらいの大玉ボンボン
紫詰草(ムラサキツメクサ)」、マメ科です。
初夏に咲く花のようですが、今年の秋はなかなか暑いので、
まだ残ってるのかな?
 「雑草の花図鑑」より

我が家のテーブルは恥ずかしながら、でも可愛い「雑草」だらけです…


ではまた

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