「大河原発電所」、大正レンガ造り浪漫

2021-03-20 10:24:57 | 南山城村へ行ったよ
「恋志谷神社」から歩くこと10分ほど、
 この三差路
右に行けば「高山ダム」(ダム手前辺りは「夢絃峡」(ムゲンキョウ)」とよばれる)。
左は「大河原大橋」へ。
   「大河原大橋」交差点

大橋手前と真ん中辺りで
   だんだん近づいて行きますが…
遠目にも「レンガ造り」であることがよくわかります、
 反対側は「やまなみホール」、グランドピアノ型です。

橋を渡り切ってすぐに曲がると発電所への進入路になります


敷地内に入ると釣り人が二人、仲良く昼食中(笑)。
「ここに来て写真を撮ってる人は多いよ、今日は関電の職員さんも来てるよ」
「僕らは釣りに来てるんや」とのこと、
(なるほど、後で下りてみようっと…)
進入路から順に
    
途中、振り返ってみたのが「大河原大橋」。

大河原発電所
大河原大橋にあった「説明版」によると
≪大正の煉瓦造りとして建築学的にも珍重されている大河原発電所は、
大正8年12月に京都電灯株式会社により建設されました。
それ以降、関西配電株式会社に引き継がれ、昭和26年には電力再編成のため関西電力株式会社に引き継がれました。
現在も山城、奈良方面に電気を送り続けています
また、発電所本館は、昭和57年に社団法人「日本建築学会」より、全国の建物二千棟のなかに選ばれました。
南山城村商工会≫
というかなり貴重な建物で、何度も書きますが『現役でお仕事中!』というのが素晴らしい
   

 

初めて訪問した時(3/15)に撮り忘れた場所へ。
この発電所及び変電所の裏側、多分貯水槽のようなものがあるはず!
「村へ行こう!南山城村へ!」のHPで見たので、この目で確かめたい…
そうそう、釣り人さんのお話では、「裏には昔、宿舎があったらしいよ」とのことで、
旧関電から多くの技術者たちが来ていたと思われます。
  ここから水が流れるのでしょうか?

  貯水槽があり、水面はゆらゆら揺れています、
底から水が湧いているようにも見えます…
が、実際は
≪堰堤でせき止めた水は、取水口から延長1000メートルの隧道(ずいどう)をとおって水槽に流れ込む≫とのこと。

  裏から降りるとき見えた風景、
「大正時代」から未だに稼働して、地域の人たちに電気を供給しているということに
しかも山並みに溶け込んでいるところも素晴らしい

 桜の古木はチラホラ咲き
「桜咲くころ」また来たいものです。

大河原大橋まで戻り、橋の根元というか川辺へ降ります。
いわゆる「釣り場」です。
その先には、なんと川沿いに遊歩道がありました、随分古そうな道ですが、
良く見渡すと「やまなみホール」辺りまで行けそうです、、、

ではまた、

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