伊賀城和訪問第2弾「笠置の國津神社」、恋路橋へ

2020-12-08 00:21:08 | 南山城村へ行ったよ
JR関西本線の大河原-笠置間で木津川を跨ぐ鉄橋が見える川沿いにこの神社はありました。
ここは、国道163号線も通ってます、ほんにすぐそばです
ここから汽車は川を渡っていきます…

たまたま、鉄橋下で工事をしているらしく、
ガードマンさんがおられ、駐車できるスペースがあったのでそこに止め、
ガードマンさんに「この近くに神社があるらしいので、見学に来ました…」
「へぇ、そんな神社があるって知らんわ、でも行くなら気ぃつけてな、車が多いから…」
ということで、駐車OKでした(笑)。

場所はココ☟


 
笠置の山々と木津川を跨ぐJRの鉄橋。(実はココ駐車場になってました 3t車以下って…)
ここら辺は砂州!?上空写真を見ると荒ぶる川を過ぎてホッと一息のところ、
笠置のキャンプ場はすぐそこ。

   
なんだかね、異次元の静寂に誘われた気分です。
国道を通る車の音もほとんど聞こえません、
でもね、ここにいる間に姿は見ませんでしたけど
ガタンゴトンと列車が通過する音は聞こえました…。
そして4枚目、木立の向こうは木津川、
その川の流れる音は確かに聞こえてきます。

    
こもれびの中、二つ目の鳥居、本殿横から国道が見え、狛犬さんも
  本殿前の狛犬さん
勇ましそうだけど、なぜかかわいい

境内横には杉木立、車が通る臨場感、半端ない!
 
参道から進んで、一周してきたかんじになります。
「由緒書き」や「説明書」等何もないので、「広報いが」の資料によりますと
≪春日造りの本殿、南を正面に建てられている。
現在の本殿は、元禄3年(1690)に建てられた春日大社の本殿を移したもので、
棟札から正徳元年(1711)に移されたことがわかる。
春日大社の本殿を移していることから、春日大社と国津神社は
深い関わりがあったことがうかがえます≫とのことです。

  
(左)笠置方面から、(右)大河原方面から
対面から見ると
 こんな所に、、、
一瞬で通り過ぎてしまうので、なかなか気が付かない由縁です。

本殿そのものがなかなか見られなかったのですが
国道を歩きつつ戻って、微かに見えた
 本殿後姿です。
【國津神社】(笠置)は、京都府の登録有形文化財となっております。

なかなか私的に謎の多い神社でしたが、国道傍のわりには静かで、
木津川の水運と何かしら関わりもあるのかなぁ?なんて想像力を掻き立てられました。

さて、帰り道、バイパスではなく旧道を通ります。(すっごく懐かしいかんじ…)
「JR関西線/大河原駅」、乗降したことはない駅ですが、
高校の先輩がここから通っているというのを聞いた記憶があって、
きっと昔から変わることのない駅なんだろうなぁ~~と。
   大河原駅、線路が近い!

その大河原駅前の木津川には…
   
魅力的な名前の南山城の「恋路橋」(沈下橋)、そこを通る車、東には「やまなみホール」が見えます。
近くに「恋志谷神社」があり、悲しい物語が語り継がれている歴史ある場所につながる橋です。
  
話せばきりがなくなる…またいつか「南山城紀行」を書いてみたいものです。

ではまた

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