関西本線「大河原駅」から「南山城村の歴史とお茶を巡る・感じる」ウォーキング①

2023-03-12 23:17:00 | 関西本線木津亀山間活性化
2023年2月号の「広報いが」で見て、翌日に応募して間に合った定員25名のツアーでした。
以前、一人で旅したものの詳しいことは何もわからず歩いていたので、
今回は大河原駅界隈の説明をしてくださる「語り部」さんが案内とのこと。
今回デビューとおっしゃってましたがとてもわかりやすいお話で、
見習うべきところ多々、素晴らしい案内をしていただきました。

知人に8時前にお迎えに来てもらい🚙、約20分で「やまなみホール駐車場」到着。
びっくりするほど早かった…(スピードが速い!という意味ではなく)
駐車場の端っこには「農林産物直売所」、まだ開店前。
   
咲き始めの八重の椿と共に、鉄路は北側上方、鉄格子に囲まれた感じの半トンネル?
3枚目写真では「女官谷橋りょう」とのこと。
(個人的感想、うん?「恋志谷神社」に関係ありそうな名前か?)
この半トンネル風、正式名称はわかりませんが(洞門かな?)…調べれば、
二八災害(1953/)時の「大河原駅付近写真」(wikipedeaより)
があり、
ここら辺り、相当な被害だった様子。
確か上野の西山地区も「山津波」が起こった災害でした。
それ以降に出来た土砂災害対策用トンネルかと思われますが…

8時半丁度に「関西本線:大河原駅」到着。(リンク写真は過去撮影のモノ)
 
8時32分、加茂方面から列車も到着。
ホームの外で皆が集まるのを待ちます、
伊賀上野の語り部さん仲間、多し(笑)…

「関西本線木津亀山間活性化同盟会」主催なのですが、
笠置町・南山城村・伊賀市・亀山市・甲賀市が会員となり、
いろんなイベント企画をしてくれ、先ず「残そう!」と活動しています。
それに我々も楽しみつつ相乗りしている感じです。
さて、9時になり主催者や本日お世話になる「語り部」橋本さんのご挨拶。
資料も充実、案内していただけることはとても心強い
 

 当日資料から
関西本線『大河原駅』。

では「南山城の歴史とお茶を巡るメモ」を見ながら「いざ、行かん!」。

国道165号線を渡り、木津川にかかる「潜没橋(沈下橋)」へ。
  
正式には「大河原橋」または「恋路橋」とも呼ばれています。
まぁ「二人で渡ると恋が叶うかも」なんてスポット的な扱い方されていますが、
歴史的には、この橋が完成するまでは「渡し舟」で材木などを大阪まで運んでいたそう。
ここらで採掘される「亜炭(アタン)」「石材」(花崗岩)を大河原駅へ搬出のため、
この橋が昭和20年にできたとのこと。
大雨時には、岸にある目印のところまで大水がきたそうで、

水没したとしても「欄干」がないので引っかかるものがなく、
橋ごと流されることは滅多にないとのことでした。
 
※途中に見えたこの石は、二八災害時に崩壊したもの、
相当な水の威力だったことをうかがい知ることができます。

長さ95.3m、幅3.6mの「石橋」で、
村内の田山や大河原で切り出された延べ石や切り石が使われているそう。
では、丈夫な石橋を自分の脚で確認しつつ渡ります。
川面が近く、流れは光り、遠くに「やまなみホール」。
西に東に壮大な景色を見、木津川の流れを近くに感じながら渡ります。
   

今日はここまでで、
ではまた次回。

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